ホーム >> RSSセンター >> <飛丸日記 3月6,7,8、9日> 「先客万来」

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/25 18:57:24)

feed <飛丸日記 3月6,7,8、9日> 「先客万来」 (2020/5/17 0:55:30)
200307 7 hills 1
200307 7 hills 2
200307 7 hills 3
200307 Empire Bowling Match
200307 Tembrong Bridge 2
200307 Tembrong Bridge 200307 Muara Park

200308 Airport

そのあまりに意外な行動で、驚かされた人が世の中に二人いる。
一人は腐れ縁のハングのU氏。もう一人は娘のU子。
「ビジネスで一番大事なのはアイデアである。」
そう考える私には、「奇想天外」ただそれだけでリスペクトに値する。
どうもそこに、もう一人付け加えなければならない奴がいた。
DNAというものは、ちゃんと受け継がれているようである。

数か月ぶりに突然、息子からメイルが入る。
「ブルネイに、また行っても良い?」
「何時?」
「明日」
「えっ!! 今どこにいるの?」
「今、インドネシア。週明けに帰国しようと思う。」
予定は埋まっているが、訪ねて来る息子を断る親はいない。
息子にはこれで3回目のブルネイである 。
かくて、金曜日の夕方、息子を迎えに空港に行く。

1.7日午前。大事な某社とのゴルフ対決、第7戦。
5年越しの戦いは、これまでの戦績、3勝3敗。
何としても今日、勝たなければならない。
朝、数キロ離れた場所で息子を下し、散歩を要請。
勝負服に身を包み、試合に集中する。
結果はなんとドロー。通算成績3勝3敗1引き分け。
昼食後に息子が合流。最後は皆で写真を撮る。
処世術そのXX「我が子には親父の職場を見せるべきである。」
これが職場と言えるかは、疑問だが。

2.7日午後。トレッキング・コースを歩く。
2004年からブルネイに通っている私。ここに来るのは15年ぶりだ。
すっかり忘れていた。こんな素晴らしい場所があるなんて。
この機会を作ってくれた息子に感謝。

3.7日夜、ボーリング大会
127vs 149 vs   圧勝。
自己ベスト248、ドバイ商工会議所の大会優勝
まだまだ息子には負けられない。
処世訓そのXX「父親は、息子の前に立ちはだかること」
55歳vs20歳。正直、そろそろ怪しくなってきた。
ただ、私にはまだ策がある。
処世術そのXX「自分のフィールドで戦う事」
そう、負けそうな試合は挑まない。

3.8日午前。今日もまたゴルフの予定がある。
息子をホテルに置き去りにし、戦いに臨む。
通称「100切りの会」
「ブルネイ・ミリの全てのゴルフ場で100を切る会」
ブルネイでは後1コース。これまた外せない一戦である。
そして惨敗。「神様は、滅多に振り向いてくれないものだ。」
いや、ここでは帰任までにもう一度やる予定だ。
最後まであきらめてなるものか。

4.8日午後。息子と合流し、完成間近のテンブロン大橋に行く。
元々は昨年末の完成予定。聞くと今は7月開通予定らしい。
流石、ブルネイ、予定通り遅れている。
出来れば帰任前にここを通りたかった。
道すがら、息子と様々な事を語り合う。

5. 8日夜、「M社のK氏」にお願いし、
「まっとうな社会人の道」を説いてもらう。
私には出来ない芸当である。
昔、ある事と引き換えに、「K氏宅お泊り10回券」を手に入れた私。
息子と合わせて、今回、丁度使い切る。

6.翌朝、空港での別れ際、息子から握手を求められる。
前回来たのは丁度一年前の3月。大学入学の前である。
別れ際、その時は私から握手を求めた事を思い出した。
この1年でなんと頼もしくなったことか。
差し出された手を、感慨深く握り返した。

長々としたBLOGに追記。
子育て世代へのメッセージ。
処世術そのXX「子供には一日2つ以上のイベントを入れてはならない。」
記憶が混乱し、記憶には残らないという。
入れるべきイベントの数は、子供の成長度合いに合わせる事。
さて、今回、息子の心にどれだけの事を残せたのやら。


execution time : 0.005 sec