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<飛丸日記 3月23日> 「締め括り」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 3月23日> 「締め括り」 (2020/5/20 20:41:45)
どうやったらこんなに凄い光景を思い付くのだろうか?
映画を見ていると、時々そんなシーンに出会う事がある。
例えば「エイリアン」
幼少期に見て記憶に残った映画「ウォーター・ワールド」も
また、その一つである。
でも、「エイリアン」にしろ「ウォーター・ワールド」にしろ
実は単に現実の模写であった。似た光景が世の中にはあるのだ。
その光景が、今、目の前に広がっている。
脱線。
全くゼロから創造されたものなど、実は世の中にはほとんどない。
「ビジネスで一番大事なのは、アイデアである。」
そう考える私には、「アイデアは如何したら生まれるのか?」
「どうしたら創造力は鍛えられるのか?」大きな課題である。
モーツアルトは、頭に浮かぶ宇宙から聞こえる旋律を
ただ、楽譜に書き写しただけだという。
でも凡人の私に、できる事は何だろう。
「何か違うものを融合させること。」「今あるものの先を考える事。」
それによって、何か新しいものは生まれる。
やるべき事は、様々な経験を積み、そして「Think More」することだ。
さて、本題。
欧米人と言うのは、時々とんでもない事をするものだ。
そのスケールの大きさは、我々日本人の器では到底及ばない。
海岸から30~40km離れた彼方に、見えるだけで56の施設が乱立する。
「ブルネイ・シェル」の「チャンピオン7ガス田」
百数十キロ離れた「ブルネイの我が社」に海底パイプランでガスを供給している。
昨晩、ダイビング・ショップでのんびりと海図を見る。
そこで「チャンピオン7」の直ぐ近くに、ポイントのマークを見つけた。
即座に交渉開始。「明日はここで潜りたい!」
コロナ禍の中、昨日も今日も、客は私しかいない。
ボートは貸し切りである。
「もう4月には離任する。5年間世話になったガス田に
是非、連れて行って欲しい。」
オーナーさんまで引っ張り出し、交渉の末、遂に説得に成功する。
1時間以上船に揺られ、辿り着いたその場所は、
期待を裏切らないものだった。
5,6階建てのプラット・フォームに2、300人が暮らすと言う。
2週間交代で住みながらの勤務である。
交代の為か、頻繁にヘリコプターが飛び交う。
役員会議10回、実務会議 は56回までは数えた。
そして3勝3敗1引き分けのドローで終わったExecutive Golf 7回。
ブルネイでの仕事は、同社との話し合いに半分以上の力を費やした。
そのガス供給元に、偶然にも最後の最後に来る機会を得た。
相変わらず「人生は不思議なものである。」
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<飛丸日記 3月23日> 「締め括り」 (2020/5/20 20:41:45)
どうやったらこんなに凄い光景を思い付くのだろうか?
映画を見ていると、時々そんなシーンに出会う事がある。
例えば「エイリアン」
幼少期に見て記憶に残った映画「ウォーター・ワールド」も
また、その一つである。
でも、「エイリアン」にしろ「ウォーター・ワールド」にしろ
実は単に現実の模写であった。似た光景が世の中にはあるのだ。
その光景が、今、目の前に広がっている。
脱線。
全くゼロから創造されたものなど、実は世の中にはほとんどない。
「ビジネスで一番大事なのは、アイデアである。」
そう考える私には、「アイデアは如何したら生まれるのか?」
「どうしたら創造力は鍛えられるのか?」大きな課題である。
モーツアルトは、頭に浮かぶ宇宙から聞こえる旋律を
ただ、楽譜に書き写しただけだという。
でも凡人の私に、できる事は何だろう。
「何か違うものを融合させること。」「今あるものの先を考える事。」
それによって、何か新しいものは生まれる。
やるべき事は、様々な経験を積み、そして「Think More」することだ。
さて、本題。
欧米人と言うのは、時々とんでもない事をするものだ。
そのスケールの大きさは、我々日本人の器では到底及ばない。
海岸から30~40km離れた彼方に、見えるだけで56の施設が乱立する。
「ブルネイ・シェル」の「チャンピオン7ガス田」
百数十キロ離れた「ブルネイの我が社」に海底パイプランでガスを供給している。
昨晩、ダイビング・ショップでのんびりと海図を見る。
そこで「チャンピオン7」の直ぐ近くに、ポイントのマークを見つけた。
即座に交渉開始。「明日はここで潜りたい!」
コロナ禍の中、昨日も今日も、客は私しかいない。
ボートは貸し切りである。
「もう4月には離任する。5年間世話になったガス田に
是非、連れて行って欲しい。」
オーナーさんまで引っ張り出し、交渉の末、遂に説得に成功する。
1時間以上船に揺られ、辿り着いたその場所は、
期待を裏切らないものだった。
5,6階建てのプラット・フォームに2、300人が暮らすと言う。
2週間交代で住みながらの勤務である。
交代の為か、頻繁にヘリコプターが飛び交う。
役員会議10回、実務会議 は56回までは数えた。
そして3勝3敗1引き分けのドローで終わったExecutive Golf 7回。
ブルネイでの仕事は、同社との話し合いに半分以上の力を費やした。
そのガス供給元に、偶然にも最後の最後に来る機会を得た。
相変わらず「人生は不思議なものである。」
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