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feed <飛丸日記 4月8、9日> 「大バザール」 (2020/5/24 23:03:38)
200408 大バザール
200408 大バザール 2
200408 KB House 1F Kitchen
200408 KB House 2F
200408 KB House 2F Study
200408 17 Boxes to Japan

利己的な私、その主張は
「自分の住む所が世の中の中心である。」
腰掛で駐在しているのではない。
ブルネイに住んだら、そこに根を張り、気合を入れる。
誠心誠意、全力で「ブルネイの我が社」に取り組む。
住む家も、妥協せず、日本の住まいと同じたるべし。

以上、言い訳。
5年間で溜まりにたまった様々な家財道具。
庭付き一軒家、4LDKの一人暮らし。
起きたことは「発散」。野放図な、とんでもない家具の数々。
理論上、日本には同じだけのものがある。
全て置いて行っても構わない。

そこで「大バザール」を思い付く。
家財道具を写真で取り、全社員にメイルで送付、引取り希望者を募る。
その数、全72品目。
申し込みが殺到し、大賑わい。
「受付はメイルのみ」としたのだが、掟破りの直談判が相次ぐ。
「私は〇〇が欲しいので宜しく。」
自転車に至っては、11人の方が手を挙げる。
出店には、但し書きを付けた。「厳選な抽選は致しません。」

世の中、平等が尊重されるが、時に行き過ぎと思う。
「学生が社会に出て、先ず学ぶべきこと。世の中は平等ではない。」
「そんなの不公平だ!」そう聞くと思う事。「甘いなあ」
そもそも我々は生まれた時から平等ではない。
家庭環境だけでない。備わる能力も最初から大きく違う。
不平等は、正しく、受け入れなければならない。
大事な事は、「自分の持てる力、置かれた環境を観察し、
その中でやれる事をやる事だ。」
幸せ追及学、その1である。
以上、これまた脱線。

パッキングにも時間が掛かる。
人に渡すとなると、それなりの配慮が必要だ。
時々こっそりと、メッセージを書いて入れたりもした。
空けてびっくり玉手箱。予期せぬものを内緒で入れておく。
相手のびっくりする顔を思い浮かべながら。

2020年4月8日、期せずしてそれは人生で一番長い日となった。
就寝6時、起床6時40分。生まれて初めて、ほぼ完全徹夜である。
送付する荷物は全17箱。持ち込み3箱。
あれだけ人に差し上げ、あれだけ捨てたのに、一体どういう事なんだ。
引っ越し前の状態、荷造りの過程、経過写真を時々撮影したのだが
余りの酷さに、これはBLOGにあげられない。

帰国前のバタバタで、当選通知は日本への帰国後、メイルで行う。
コロナ禍の交代出社でご挨拶が出来ない人もいたのだが、これが幸い。
離任後、多くの方と改めてやり取りをする機会を得た。

駐在離任時の「大バザール」、
このイベント、中々お勧めである。


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