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この度、新型コロナ不況対策として、支給される１０万円。

これは世のためにも、今すぐ使わなければいけない！

何を買おうかな♪

旨い食い物でもお取り寄せしようかな！

それとも、日ごろ飲めない旨い酒の方がいいかな？

あっそうだ！小さなチェンソーも欲しいんだよな…。

そんな楽しい夢を見ていたのですが…。



数日前に、いきなり我が家の水がストップ！！

やばい！ウチは水道ではなく、井戸を掘ってポンプで水をくみ上げていたのです。

水が止まった原因は、ポンプの故障。もう２０年も使っているのですから無理はありません。

とりあえず見てみたところ、ポンプの漏電ブレーカーが落ちていました。

復帰作業をしてみたところ、回復しましたが、根本的にはポンプの老朽化が原因…。

これは交換するしかありません。

「わざわざ業者に依頼しなくても、ポンプの交換だけならば自分で出来るだろう…。」と、さっそくネット検索。

ありました！やはり、丁度合うものがありました！

ここで井戸ポンプのまめ知識。

井戸ポンプって、実は型番の頭の部分が同じものであれば、何十年たっても、その外形寸法や配管位置が全く同じままで生産されているのです。

つまり、今回のように古いポンプが壊れても、頭の型番さえ合っていれば、配管やポンプ小屋などの変更をしなくても、ほとんどボルトオンにて最新

型のポンプに取り換えることが出来るのです。

早速、オプション部品と共に「ポチっと」したのですが…。

価格が…。

９９４５０円！

…。

１０万円もらっても、あと５５０円しか残りません。

次の日、さっそくポンプが到着。

一日がかりになってしまいましたが、新しいポンプを設置しました！



我が家は「深井戸」といわれるちょっと複雑な形式だったので、ちょっと予想よりは苦労しましたが、ちゃんとばっちり、完璧に設置できました！

今まで２０年もお世話になったポンプ…。



お疲れさまでした！

早速、古いポンプの処分のために、街のごみ処理場へ…。

「帰りに残った５５０円で、酒のつまみに刺身でも買って帰ろう」。なんて考えながらゴミ処理場へ行ってみると…。

「重さが５０キロ超えてますね。処分料して５００円いただきます。」

ポンプの重さは５２キロ。

あと２キロ軽かったら～。あ～！

かくして手元に残ったのは５０円。

本当、世の中よくできたものだと思いました！

私は残った５０円で、スーパーで半額のカニカマ棒を買って酒のつまみにしましたとさ！



こうして、私が受け取った10万円は、あっという間に使い切ってしまいました…。