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どうやって作ったのか?
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
どうやって作ったのか? (2020/6/16 9:01:56)
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どうやって作ったのか? (2020/6/16 9:01:56)
実は、ウチで作るハーネスには、他社が使わないいろいろな技術を導入しているのですが、その中でも、今回はウチ独特の立体裁断のやり方
についてご紹介したいと思います。
…。と、言いますのは、こういった技術は、繰り返し私もこのブログで申していますが、一度その技術が途絶えると、後でそれをどうやって
作ったか、分からなくなってしまうことが多く、何かしら、そのやり方が後でわかるように残しておいた方が良いからです。
この部分ですね!
これ、実は一枚の布を所々つまんで縫製していくだけで作っています。
考え方として…。
例えば「桝」のような形のものを、生地を縫製して作るとしたら、一般的な方法は…。
このように五つのパーツを縫い合わせて作ることを考えると思います。
しかし、私のやり方は全く違っており…。
一枚の布を上図のように切って、青いラインに折れ目を作るためにミシン目を入れて、赤のラインを合わせて縫製してしまいます。
この方法でも、結果的に「桝」の形のものは出来ます。
しかし、後者の方法の方が、部品数が圧倒的に少なく、手間もかからず、生産性がぐっと上がるのです。
しかも…。
型紙さえ正確に作れば、3次元の曲面を持つような複雑な形のものでも、短時間に作ることが可能なのです。
この技術の応用が、最初の写真でご紹介したものなのです。
さて、それではどのような手順でこれが作られたのか。順を追ってご説明致します。
まずは、ベースとなる型紙を作成します。
次に、この型紙に合わせて、実物大の3Dのモックアップを作成します。
この実物大モックアップに布を巻きつけ、「型」を取るのですが、この作業で出来上がり具合が決定してしまうので、丁寧に行います。
こんな型が取れました。
これを、実際に型として使うプラスチックの板に転写。これを使って製品を量産していくのです。
さて、実際にその型を使って製品を作ってみます。
まずは生地の裁断。
これは、フォーム材とナイロン生地を張り合わせたものを使っています。
これに、最初にご説明した「桝」の作り方と同じように、要所要所を縫製してつなぎ合わせ、折れ目を入れるためのミシン目を入れると…。
こんな風になります。
これを最終的に仕上げれば…。
完成です。
複雑な3Dの曲面を持っていますが、意外なくらい短時間で出来てしまうんです。
この技術、とても優れた方法と思うのですが、意外と他社さんは使っていません。
是非、使っていただきたい技術だと思います。
についてご紹介したいと思います。
…。と、言いますのは、こういった技術は、繰り返し私もこのブログで申していますが、一度その技術が途絶えると、後でそれをどうやって
作ったか、分からなくなってしまうことが多く、何かしら、そのやり方が後でわかるように残しておいた方が良いからです。
この部分ですね!
これ、実は一枚の布を所々つまんで縫製していくだけで作っています。
考え方として…。
例えば「桝」のような形のものを、生地を縫製して作るとしたら、一般的な方法は…。
このように五つのパーツを縫い合わせて作ることを考えると思います。
しかし、私のやり方は全く違っており…。
一枚の布を上図のように切って、青いラインに折れ目を作るためにミシン目を入れて、赤のラインを合わせて縫製してしまいます。
この方法でも、結果的に「桝」の形のものは出来ます。
しかし、後者の方法の方が、部品数が圧倒的に少なく、手間もかからず、生産性がぐっと上がるのです。
しかも…。
型紙さえ正確に作れば、3次元の曲面を持つような複雑な形のものでも、短時間に作ることが可能なのです。
この技術の応用が、最初の写真でご紹介したものなのです。
さて、それではどのような手順でこれが作られたのか。順を追ってご説明致します。
まずは、ベースとなる型紙を作成します。
次に、この型紙に合わせて、実物大の3Dのモックアップを作成します。
この実物大モックアップに布を巻きつけ、「型」を取るのですが、この作業で出来上がり具合が決定してしまうので、丁寧に行います。
こんな型が取れました。
これを、実際に型として使うプラスチックの板に転写。これを使って製品を量産していくのです。
さて、実際にその型を使って製品を作ってみます。
まずは生地の裁断。
これは、フォーム材とナイロン生地を張り合わせたものを使っています。
これに、最初にご説明した「桝」の作り方と同じように、要所要所を縫製してつなぎ合わせ、折れ目を入れるためのミシン目を入れると…。
こんな風になります。
これを最終的に仕上げれば…。
完成です。
複雑な3Dの曲面を持っていますが、意外なくらい短時間で出来てしまうんです。
この技術、とても優れた方法と思うのですが、意外と他社さんは使っていません。
是非、使っていただきたい技術だと思います。
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