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link 飛行中年 飛行中年 (2024/12/25 18:57:24)

feed ガンバレ!ホリエモンロケット (2020/6/22 17:25:28)
先日打ち上げが失敗に終わってしまったホリエモンロケット「MOMO5号」

非常に残念!

なんだ、またか~?

そう思ったあなた。実は、ロケット技術ってそんな簡単なものじゃないんです!


もともと現在のロケット技術って、約80年前に確立した、ドイツの
ト"> V2ロケット
が基盤になっています。

このロケットを開発したのは、フォン ブラウンという天才技術者。

彼は、月旅行を目指して、個人的にロケット開発をしていましたが、資金的な危機に陥りました。

しかし、そのロケット技術にナチスが目を付け、フォン ブラウンは国家的な援助の元で、ロケット開発の再出発

を切ります。

この時に、フォン ブラウンが作り上げた技術が、現在のロケットの始まりになったのです。

アメリカやロシア、ヨーロッパなどで打ち上げられているロケットは、みんなフォン ブラウンのV2の進化型です。

戦争に関するニュースなどでよく耳にする「スカッドミサイル」は、V2の直系のミサイル。

北朝鮮がよく打ち上げているミサイルも、スカッドミサイルの発展型にあたるため、やはり、V2の直系になります。

それに対し…。

日本などは、直接はこれらの技術は伝わらなかったものの、大いに参考にし、やはり、国家的な支援のもと現在のロケットが作られました。

大変な資金が投入されたと聞いたことがありますが、これの理由の一つは「軍事的、政治的理由もあった」と言われています。

これはどういうことかというと…。

例えば、「H2ロケット」の弾頭に、「高速増殖炉のプルトニウム」を積めば、恐ろし大陸間弾道核ミサイルが作れてしまう…。

そんな、諸外国に対する「威嚇」の意味もある…。なんて噂も、人づてながら聞いたことがあります。

とにかく、ロケット技術は軍事的、政治的に重要なものであったことは間違いなく、各国はこぞってこの技術を持とうとしたのです。

だからこそ、人類は今まで、大変なお金をロケット技術の開発に投じてきたわけです。

そんなお金のかかる事業。

正直、一般の株式会社がそう簡単に出来るはずがないのですが…。

それでも、ホリエモンロケットを作る、インターステラテクノロジーズ社の皆さんは、それに挑戦し続けていま

す。

私は、そんな夢をもって、夢に挑戦し続ける彼らに敬意を持っています。

この、夢をもって何かに挑戦し続けることって、今、多くの人が忘れてしまっていることではないでしょうか?



ロケット技術は先ほども述べましたが、一筋縄でいくようなものではありません。

多くのロケットの基盤となったV2ロケットも、とんでもないくらい多くの失敗を重ねて出来上がりました。

その信頼性を上げるには、部品レベルで品質を上げることが不可欠ですが、それにはやはり高価な試験設備が必要であり、大企業は国家的な支援のも

と、そんな設備を使って、確実なロケット技術を確立してきましたが、当然、そうやって作られたロケットは高価なものになってしまいます。

インターステラテクノロジーズ社の皆さんが今作っているロケットは、そんな高価なものではなく、必要最低限の品質で、確実に宇宙に到達できるロ

ケットだと思います。

お金をかけないからこそ、その技術の開発は難しいと思いますし、どうしても多くの失敗は付きまとってしまうと思います。

しかし…。

お金をかけずして宇宙に到達できる技術が、もし本当に開発できれば…。

その時、世界の宇宙開発は大変なことになってしまうと私は思います。




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