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ようやく新型コロナウイルスによる自粛生活も終わる兆しが見え始めた昨今ですが、この度塾航空部も3ヶ月ぶりに活動を再開することができ、6月20日から6月22日にかけて、6月下旬合宿を行いました。


この3日間は雨天のため数発しか飛ばせず、梅雨を感じる日もあれば、炎天下で夏の訪れを感じる日もありました。


宿舎の消毒や毎日の検温、三密を避けての訓練・宿舎生活を徹底し、万全な感染症対策を施した上、3ヶ月ぶりの訓練かつ、感染症対策と熱中症対策との兼ね合いもあったため、初日は普段以上に安全を最優先して訓練を行いました。


今合宿は、宿舎の宿泊上限人数もあり、その後も限られた人数での訓練活動となりましたが、このような状況下でも訓練2日目は70発以上もの発数を上げることができました。


そして4年山路が24KM周回を果たしたほか、ソロに出た者も多く、久しぶりの訓練であるにも関わらず自粛期間中のシミュレータ練習の効果も大きく、予期以上の成果をあげることができました。



また、今合宿の成果の一つとして、1年生全員を体験搭乗に乗せることができました！


今年の1年生は一度もグライダーに乗ったことがない状態で学科やクルーマニュアル、シミュレータ等地上での準備を非常によく頑張り、忍耐の時期を経て晴れてグライダーで大空を自由に飛び、「感動した」「楽しい」と語ってくれる部員も多くいました。


中には「上昇以外はシミュレータと同じだった」と語る部員もおり、ある意味でシミュレータの効果を感じました。



例年よりも遅いスタートとはなってしまいましたが、入部早々辛い時期を乗り越えた彼らなら、必ずその遅れを取り戻し挽回してくれることと思います！



さらに、3年矢島がウィンチマン試験に合格しました！


「矢島がウインチマンなら安心だと思ってもらえるように責任を持ちながらグライダーを曳航したいと思います。」とのことです。頼もしい限りです！


以上のように今回は非常に実りの多い合宿となりました。


また、「久々の合宿でクルーワーク、フライト共に自粛前通りとはいかなかったが、訓練が出来る有り難みを噛み締めて良い時間を過ごせた」と話す部員もおり、一同改めてコロナ禍でも活動をさせていただけることを、学連関係者や教官方など訓練実施にご協力いただく方々に感謝しております。


訓練開始前、密を避けての円陣

体験搭乗前に説明を受ける1年

1年生、初めての搭乗後報告

オレンジツナギや赤帽などを受け取りました

初めてウィンチ養成を受ける3年勝沼