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いわゆる「業界」の厳しさを学びました。
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
いわゆる「業界」の厳しさを学びました。 (2020/7/6 20:38:06)
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いわゆる「業界」の厳しさを学びました。 (2020/7/6 20:38:06)
実は私、以前、子供向けの戦隊ものの「スーツアクター」を経験したことがあります。
スーツアクターといっても、ハンググライダーの飛行シーンのみ。
この戦隊ものは、主人公がハンググライダーを操るという設定だったのですが、この飛行シーンを担当したということなのです。
で、この撮影の時だったのですが、いわゆる「業界」の厳しさの一部を私は見てしまったのです…。
(注)写真と今回のお話は一応関係ないことにしておきます。
撮影の日は、大型バス2台で、スタッフの方々がハンググライダーの飛行場にやってきました。
撮影班はもちろん、いわゆる「AD」の方々、衣装、小道具、アクション班。さらには、この番組がらみで販売する玩具の会社の方々や、その玩具の
パッケージに使う写真の撮影の方々まで…。
正直、そのスタッフの方々の多さに、如何にこの戦隊ものの番組でお金が動くのか、よ~く分かりました
撮影の日は、あいにくハンググライダーの飛行には今一つの気象条件…。
しかし、撮影はこの1日だけしかありませんでした。
朝から打ち合わせをして、何とかうまく良いシーンが取れるように私たちも頑張りますが…。
やはり、気象条件がイマイチなのでなかなか良いシーンが撮れません。
しかし、昼頃になって、何とか良い気象条件になってきたのです!
やるなら今しかない!!
ハンググライダーの飛行担当は私を含め3名でしたが、皆の共通の意見で、撮影するなら今しかないので、昼食は後回しに
して撮影しましょう!と、監督さんにお願いしたのです。
もちろん監督さんは二つ返事でOK!
かくして、昼食返上の撮影へと移行する形になりました。
このとき、すでにスタッフ皆さんの昼食は準備されていたのですが、私は何の考えもなく、ADさんやその他のスタ
ッフの方々に、「私たちは撮影を続けますから、あなたたちは先に昼食をとってくださいね。」と言ってしまったのです。
しかし、この一言が、如何に私がいわゆる「業界」の厳しさをわかっていなかったのかを知ることになりまし
た…。
皆さんの協力もあり、撮影は無事終了!
良かったね~と、監督さんやカメラマンさんと話しながら、その他のスタッフの方々が待っている現場に戻ってきたのですが…。
そこに行ってビックリ! スタッフの方々誰一人、準備されていた昼食に手を出していなかったのです!
私はこの光景を見て一瞬で悟りました。これが「業界」なんだと…。
考えてみれば、この現場で一番の発言力を持っているのは、この日の撮影を全面的に指導する私たちハンググライダーの飛行班にあります。
この飛行班が、「昼食返上でやりましょう!」と押してくれば、監督さんやカメラマンさんなど、撮影を指揮する方々もそれに従うしかあり
ません。
しかし、本来このような方々は、番組作りで一倍上位に位置する方になります。
昼食をとらなかったスタッフの皆さんは、そんなエライ方々を差し置いて、自分だけ先に昼食をとるなんて考えら
れない世界。それがいわゆる「業界」だったんです!
私はそんないわゆる「業界」の厳しさも知らずに、スタッフの方々に「先に昼食をとって」といったことをとても反省しました。
この時の流れとしては、やはり、私たちが判断した「昼食返上」の判断は正解だったと思いますが、気を使ったつもりで言った私の一言は、後になっ
て、やはり、余計であったと私は反省しました。
みなさん、自分の夢を追って日々努力されています。
その中では、当然厳しい上下関係や現実も突き付けられるわけであり…。
しかし、そんな厳しい現実に打ち勝ってこそ、本当の自分の未来が築けるわけであり…。
ここにいたスタッフの方々は、そんな努力を一生懸命されている方々だったのでしょう。
そんなことは私はこの出来事から学びました…。
スーツアクターといっても、ハンググライダーの飛行シーンのみ。
この戦隊ものは、主人公がハンググライダーを操るという設定だったのですが、この飛行シーンを担当したということなのです。
で、この撮影の時だったのですが、いわゆる「業界」の厳しさの一部を私は見てしまったのです…。
(注)写真と今回のお話は一応関係ないことにしておきます。
撮影の日は、大型バス2台で、スタッフの方々がハンググライダーの飛行場にやってきました。
撮影班はもちろん、いわゆる「AD」の方々、衣装、小道具、アクション班。さらには、この番組がらみで販売する玩具の会社の方々や、その玩具の
パッケージに使う写真の撮影の方々まで…。
正直、そのスタッフの方々の多さに、如何にこの戦隊ものの番組でお金が動くのか、よ~く分かりました
撮影の日は、あいにくハンググライダーの飛行には今一つの気象条件…。
しかし、撮影はこの1日だけしかありませんでした。
朝から打ち合わせをして、何とかうまく良いシーンが取れるように私たちも頑張りますが…。
やはり、気象条件がイマイチなのでなかなか良いシーンが撮れません。
しかし、昼頃になって、何とか良い気象条件になってきたのです!
やるなら今しかない!!
ハンググライダーの飛行担当は私を含め3名でしたが、皆の共通の意見で、撮影するなら今しかないので、昼食は後回しに
して撮影しましょう!と、監督さんにお願いしたのです。
もちろん監督さんは二つ返事でOK!
かくして、昼食返上の撮影へと移行する形になりました。
このとき、すでにスタッフ皆さんの昼食は準備されていたのですが、私は何の考えもなく、ADさんやその他のスタ
ッフの方々に、「私たちは撮影を続けますから、あなたたちは先に昼食をとってくださいね。」と言ってしまったのです。
しかし、この一言が、如何に私がいわゆる「業界」の厳しさをわかっていなかったのかを知ることになりまし
た…。
皆さんの協力もあり、撮影は無事終了!
良かったね~と、監督さんやカメラマンさんと話しながら、その他のスタッフの方々が待っている現場に戻ってきたのですが…。
そこに行ってビックリ! スタッフの方々誰一人、準備されていた昼食に手を出していなかったのです!
私はこの光景を見て一瞬で悟りました。これが「業界」なんだと…。
考えてみれば、この現場で一番の発言力を持っているのは、この日の撮影を全面的に指導する私たちハンググライダーの飛行班にあります。
この飛行班が、「昼食返上でやりましょう!」と押してくれば、監督さんやカメラマンさんなど、撮影を指揮する方々もそれに従うしかあり
ません。
しかし、本来このような方々は、番組作りで一倍上位に位置する方になります。
昼食をとらなかったスタッフの皆さんは、そんなエライ方々を差し置いて、自分だけ先に昼食をとるなんて考えら
れない世界。それがいわゆる「業界」だったんです!
私はそんないわゆる「業界」の厳しさも知らずに、スタッフの方々に「先に昼食をとって」といったことをとても反省しました。
この時の流れとしては、やはり、私たちが判断した「昼食返上」の判断は正解だったと思いますが、気を使ったつもりで言った私の一言は、後になっ
て、やはり、余計であったと私は反省しました。
みなさん、自分の夢を追って日々努力されています。
その中では、当然厳しい上下関係や現実も突き付けられるわけであり…。
しかし、そんな厳しい現実に打ち勝ってこそ、本当の自分の未来が築けるわけであり…。
ここにいたスタッフの方々は、そんな努力を一生懸命されている方々だったのでしょう。
そんなことは私はこの出来事から学びました…。
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