『雄気堂々』(上・下) 城山三郎
新潮文庫 単行本は昭和47年刊
麒麟がくるまで待つ間に、来年の大河ドラマの予習をした。渋沢栄一。
今までノーチェックの人物だったけど、次の1万円札になるらしい。前半生は幕末だったので、そこはおもしろく読み進めることができた。が、後半生は実業家の話であり、特に銀行の話とかよくわからんかった。さらに、資料からひっぱってきた古い文体をそのまま使ってたりするので、読みにくかった。そんなところはぜんぶ現代語訳で書いてほしい。
偉い人だということはわかった。
評価:7点