RSSHEADLINES SKYSPORTS

9月2日分。

連休が取れたので登山をしようと思った。
候補は幾つかあって鳳凰三山・鹿島槍ヶ岳・唐松岳・雨飾山だ。
連休だからちょっとチャレンジングな行程でもいいかなと
思っていたが、台風の影響で雲が張りそうだ。

微妙な位置感

予報から決定したのは雨飾山。候補の中では一番北に
位置することで雲が掛からなそうだったのでチョイスした。

大丈夫　好天する　うん　良くなる

ほらね　そうこなくっちゃ

3時に出発して7時頃に到着。4時間はちょっと遠い。
日が昇ったら雲も晴れたし気分はアガル。遠さを忘れた。


登山口まではヒルクラコース？なのか看板が！！

自転車からの登山でも良かったかな？と思いながらも
そんな余裕は無いだろうとも思ったり。
そして登山スタート。


歩きやすい木道から

ヤマメ？かな　水が綺麗だ

朝の逆光のコントラストが結構好き。


木々の間の景色も登頂への気分を駆り立てる

小一時間木道から木々の間を歩く。
日差しが朝靄を払う様に登りだし力強い輝きを
放ちだした頃、やわらかな緑の世界が一変した。

突然現れるその迫力に圧倒される

植物の枝葉に覆われた道の先の
視界が開けた瞬間に気持ちを奪われた。
その険しい美しさに。
これが布団菱（フトンビシ）と呼ばれる荒菅沢奥壁。

その迫力に圧倒された

感覚としては谷川岳の一ノ倉沢に着いた時と同じものを感じた。
とは言え登山道はこの岸壁に進むのではなく荒菅沢を跨いで
右側から回り込むルートで登って行ける。

それでも十分急登ですけどね

まずは荒菅沢を渡る訳だが、ここが意外と分かりにくい。
ヘタするとそのまま沢伝いに登ってしまいそうだ。


目印がありがたい

沢に出てきた所からそのまま真っ直ぐに直角に沢を渡る。
対岸の緑の中に目印があるのが分かる。


これはちと分かりにくい

沢に出た瞬間は見つけられなかった。
立ち止ってきょろきょろしたら見つかった。
注意点はここだけだ。

なんて名前かな？

沢を渡ってからは登りの強度が高まる。
鎖場の様な緊張を強いられるような登りではなく
急斜面と言うのに相応しい急斜面。
ﾊｱﾊｱ言いながら登るのが楽しかった。


良い登り！

ただ風が強くなってきたのでその点には十分に注意した。
10m/sはあったかな。横から煽られる事を前提に
慎重さも内包しながら。

急登を一時間ほど進むともう少しで山頂だ

ちょっと藪こぎの雰囲気の中進むこの道は
トリカブト街道だった。

これは知ってるトリカブト

最後の登り。結構険しい。



もう一息

到着！雨飾山山頂！


日本海が良く見える　あそこは糸魚川かな

北アルプスは白馬を臨む。
日本海と北アルプスを両方見られるのは雨飾山のいいところ。


一挙両得だ

素晴らしき眺望に心奪われ時間を忘れそうだったが
あまりにも風が強かったので忘れなかった。
さあ、帰るか。
と来た道を戻ると。。。


あなたが女神か

来て良かった。
気持ちよく晴れたし、岩壁は圧倒的だったし登りは楽しいし
眺望は一挙両得だったし女神にも会えた。
あとは安全に下ろう。横風に注意しながら。
ゆっくりと植物を愛でながら下った。

シモツケソウは桜でんぶみたいだ

マイヅルソウの実

お昼には戻ってきた。自転車とのハイブリッドでも
良かったかなとも思いつつ、横風が強かったから
安全な体力維持しつつ戻って来られたこれが
正解と思う事にした。

別角度の雨飾山もカッコよかった