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「最近、BLOGがアップされてないけど、どうしたの？」
ありがたい事に、数人の方からブログ更新の催促を頂いた。
最後の更新は6ヶ月前。確かに空いている。
答えは、「実は書いてはいるけどアップしていない。」
旅行中は、物事を考える良い機会。それをメモにしたためる。
「Think More!」　この習慣は続けるべきだ。
でも、家に帰って普段の生活に戻ると、多忙で写真整理の時間がない。
溜まりに溜まったブログ、いや、未整理の写真。
そろそろ、なんとかせねば。
前から順にやると、何やら要らぬプレッシャーが掛かる。楽しくない。
良し、気ままにランダムに整理し、気が向いたらアップしよう。

最近、嵌っている事。サイクリング。
ブルネイ駐在、最後の追い込みで、国の南端から北端までを踏破。
その勢いを買って、帰国後、自転車を購入した。
本日のタスクは甲府盆地、縦断である。

中学生の時、ユースホステルを利用して、日本一周の夢を抱いていた。
この日は、ここからここまで走る。距離は○○㎞。地図を眺めて妄想する。
手始めに友達二人とママチャリで浜松までの90㎞を往復したのが懐かしい。
今からでも遅くない。まだ人生は50年以上もあるのだ。

とは言え、やっぱり基本はハング・フライヤー。
自転車を走らせていても、気になるのは山ばかり。
南アルプスから八ヶ岳への広大な谷。ここをどうやって渡るか。
いや、八ヶ岳には行かず、甲府の北の山並みを目指すべき。
その方が、その後は県境伝いの山並みで、新潟まで飛びやすい筈だ。
頭の中で、何度反芻したことか。
浜松から日本海を目指す。
地元から日本記録を更新する秘策である。
あれっ、やっている事は中学時代と変わらない。

甲府駅近くからスタート、甲府盆地の南端、鰍沢の駅で折り返す。
気が付くと、浜松から二度飛んできた場所に近い。
予定したコースを変更して、昔ランディングした場所を探しに行く。
一度目は確か20年以上前。初めてここまで来れて大満足。距離は81㎞。
二度目は僅か4年前。悔しくて、わざわざ数枚先の田んぼに降ろした。
頭の中では新潟までのフライトがイメージされていたのだ。
あの時のあの判断ミス、今でも悔いに残るあの瞬間。
このままでは墓場まで引きずってしまう。
「何としても、何時か私はこの谷を渡るんだ！」

大ブレークの「鬼滅の刃」
ここまで流行したのなら、映画を見ねばならない。
娘息子に聞くと、ドラマを見ないとは話が分からないと言う。
止む無く、この一ヶ月で全26話を一気見した。
最終話、記憶に刺さった名セリフ。
「人を動かす原動力は、心である」