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<飛丸日記 10月31日> 「学問のすすめ」
飛丸日記
(2024/10/31 8:42:30)
<飛丸日記 10月31日> 「学問のすすめ」 (2020/12/30 19:52:28)
写真は、ブルネイ駐在時代に読んだ「学問のすすめ」
正確には、例によって途中まで読んでいる本。
小学校の時「漫画 日本の歴史」でその存在を知り、興味を持ち、
有り余る時間を活用して、40数年後にやっと読む機会を得た。
出だしの部分では、その内容に、ちょっとびっくり。
何故、福澤諭吉は「学問をすすめ」ているのか。
実は「お金持ちになる為、裕福になる為」です。
本を読み、勉強するのは面白い、という自称、好奇心の塊の私。
小学校の時に出会った時は、そういった観点からの本だと思っていました。
世俗的で高尚さに欠ける話だなあ、とちょっとげんなり。
(繰り返しますが、出だしだけの感想です。)
まあ、そういった時代背景だったのかな。
いや、社員さんに向けて、私がここで説いているのも同じことなのかなあ。
いやいや、「幸せになる為に」本を読みましょう。
マネジメント・メッセージ 第三弾、抜粋版。
また、問題視されたら掲載を中止するかも、という期間限定版です。
ーーー
5月のメッセージは自己紹介、7月は「コンプライアンス」さて、今回、取締役として皆さんに何を伝え、お話すべきなのか。考えた事は様々なテレビ番組や雑誌等で特集が組まれ、語られており、今更ですが「コロナ禍をどう過ごすか」。業務においても私生活においても、閉塞感の拡がるこのコロナ禍を如何に乗り切るか。「未来を予見し、やるべき事をやる、やれる事をやる。やりたい事をやる。」過去のメッセージで述べたこの考え方、そもそも自分自身に常々投げ掛けています。さて、今、やるべき事、やれる事は何か?
屋内で過ごす時間が長い中、この時間をどう使うか。月並みですが、私のお勧めは読書です。人生100年時代と言われ、4,5年前に「ライフ・シフト」なる本が流行りました。技術革新が早くなり、また人生が長期化する中、大学までの知識、技術だけでは持たない。継続的な勉強が必要なのは明らかです。そして先ずは読書だと思います。コロナの期間に、明日を見据えて、より一層の「タメ」を作りましょう。
先日行われた内定式とその後の昼食会。「卒業までにやるべき事は?」との質問に私は読書を勧めました。「では、どんなジャンルが良いのですか?」私の答えは「あらゆるジャンル」です。
このままでは余りに月並みな話なので、ちょっと脱線。実は私は「速読の大家」です。いや、正確には「速読を習得しようとして出来なかった失敗の大家です。20冊以上の速読に関する本を読んでいます。20数年前には速読スクールに通った事もあります。全く身に付きませんでしたが、唯一今も実践しており、皆さんも直ぐに実行できることがあります。それは「30分勉強して、30分気分転換に遊んでも、30分毎に違う科目を勉強しても、脳の能率は変わらない。休むのは実は意味をなさない。ポイントは脳を飽きさせない事」というお話。これを読書に応用すると、ジャンルの違う本を「とっかえひっかえ」読むのが良い。ある本を読んで、飽きたら放り出す。他の本に取り掛かる。また面白くなくなったら次に移る。このやり方であれば1時間でも2時間でも読み続けられます。その際、ジャンルは違えば違う程良いのです。
結果的に私は並行して幾つかの本を読んでいますが、それぞれにテーマを絞っています。ブルネイ駐在時代は乱読の良い機会でした。辺り一面ジャングルで空が飛べず時間があり幾つかのジャンルを深めました。
先ずは、人生を改めて見直そうと、「幸せになる為に」的な本を読みました。「人はどうしたら幸せになれるのか。」我々の究極の課題ですよね。深掘りして行くうちに、宗教関連の本も読みました。キリスト教やら上座部仏教、神教の本。イスラム教に至っては「コーラン」を読んでいます。
ジャングルを目の前にして「生物の多様性と進化」の本も幾つか読みました。赴任前にダーウインの「種の起源」を読む機会があり、そこから深掘りしました。更に帰任後に最新の脳科学の本へと読み進めると、ホルモン分泌の観点から、面白い事に「幸せ追及学」に合流しました。
歴史が好きなので、「何故、西洋が東洋を席捲したのか」というテーマで関連する書物を読んでいます。
小説は、ある作家の集中読み。例えば歴史小説家の火坂雅志の本。お勧めは、高野和明「ジェノサイド」。2年前に友人の勧めで購入し、1年程積読していたのですが、年初に読み始めてびっくり。なんとこれが「パンデミック」のお話。何故この時期にこの本と出合ったのか、不思議ですらあります。「ワクチン開発」の最前線、アメリカと中国が対立する理由、そして全く異色のコロナ流行の理由が書いてあります。
仕事に近いものとしては「会社経営の本」「経営計画策定の本」「生産工学の本」「物流の本」「システム開発の本」「労務管理の本」「チーム作りの本」「業務効率を上げる為の本」等々を読みました。今は「セブン・イレブン」「ダイソー」「アマゾン」「ドン・キホーテ」等小売業の本を読み、勉強をしています。
皆さんも、読書を楽しみ、明日へと繋げましょう。
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<飛丸日記 10月31日> 「学問のすすめ」 (2020/12/30 19:52:28)
写真は、ブルネイ駐在時代に読んだ「学問のすすめ」
正確には、例によって途中まで読んでいる本。
小学校の時「漫画 日本の歴史」でその存在を知り、興味を持ち、
有り余る時間を活用して、40数年後にやっと読む機会を得た。
出だしの部分では、その内容に、ちょっとびっくり。
何故、福澤諭吉は「学問をすすめ」ているのか。
実は「お金持ちになる為、裕福になる為」です。
本を読み、勉強するのは面白い、という自称、好奇心の塊の私。
小学校の時に出会った時は、そういった観点からの本だと思っていました。
世俗的で高尚さに欠ける話だなあ、とちょっとげんなり。
(繰り返しますが、出だしだけの感想です。)
まあ、そういった時代背景だったのかな。
いや、社員さんに向けて、私がここで説いているのも同じことなのかなあ。
いやいや、「幸せになる為に」本を読みましょう。
マネジメント・メッセージ 第三弾、抜粋版。
また、問題視されたら掲載を中止するかも、という期間限定版です。
ーーー
5月のメッセージは自己紹介、7月は「コンプライアンス」さて、今回、取締役として皆さんに何を伝え、お話すべきなのか。考えた事は様々なテレビ番組や雑誌等で特集が組まれ、語られており、今更ですが「コロナ禍をどう過ごすか」。業務においても私生活においても、閉塞感の拡がるこのコロナ禍を如何に乗り切るか。「未来を予見し、やるべき事をやる、やれる事をやる。やりたい事をやる。」過去のメッセージで述べたこの考え方、そもそも自分自身に常々投げ掛けています。さて、今、やるべき事、やれる事は何か?
屋内で過ごす時間が長い中、この時間をどう使うか。月並みですが、私のお勧めは読書です。人生100年時代と言われ、4,5年前に「ライフ・シフト」なる本が流行りました。技術革新が早くなり、また人生が長期化する中、大学までの知識、技術だけでは持たない。継続的な勉強が必要なのは明らかです。そして先ずは読書だと思います。コロナの期間に、明日を見据えて、より一層の「タメ」を作りましょう。
先日行われた内定式とその後の昼食会。「卒業までにやるべき事は?」との質問に私は読書を勧めました。「では、どんなジャンルが良いのですか?」私の答えは「あらゆるジャンル」です。
このままでは余りに月並みな話なので、ちょっと脱線。実は私は「速読の大家」です。いや、正確には「速読を習得しようとして出来なかった失敗の大家です。20冊以上の速読に関する本を読んでいます。20数年前には速読スクールに通った事もあります。全く身に付きませんでしたが、唯一今も実践しており、皆さんも直ぐに実行できることがあります。それは「30分勉強して、30分気分転換に遊んでも、30分毎に違う科目を勉強しても、脳の能率は変わらない。休むのは実は意味をなさない。ポイントは脳を飽きさせない事」というお話。これを読書に応用すると、ジャンルの違う本を「とっかえひっかえ」読むのが良い。ある本を読んで、飽きたら放り出す。他の本に取り掛かる。また面白くなくなったら次に移る。このやり方であれば1時間でも2時間でも読み続けられます。その際、ジャンルは違えば違う程良いのです。
結果的に私は並行して幾つかの本を読んでいますが、それぞれにテーマを絞っています。ブルネイ駐在時代は乱読の良い機会でした。辺り一面ジャングルで空が飛べず時間があり幾つかのジャンルを深めました。
先ずは、人生を改めて見直そうと、「幸せになる為に」的な本を読みました。「人はどうしたら幸せになれるのか。」我々の究極の課題ですよね。深掘りして行くうちに、宗教関連の本も読みました。キリスト教やら上座部仏教、神教の本。イスラム教に至っては「コーラン」を読んでいます。
ジャングルを目の前にして「生物の多様性と進化」の本も幾つか読みました。赴任前にダーウインの「種の起源」を読む機会があり、そこから深掘りしました。更に帰任後に最新の脳科学の本へと読み進めると、ホルモン分泌の観点から、面白い事に「幸せ追及学」に合流しました。
歴史が好きなので、「何故、西洋が東洋を席捲したのか」というテーマで関連する書物を読んでいます。
小説は、ある作家の集中読み。例えば歴史小説家の火坂雅志の本。お勧めは、高野和明「ジェノサイド」。2年前に友人の勧めで購入し、1年程積読していたのですが、年初に読み始めてびっくり。なんとこれが「パンデミック」のお話。何故この時期にこの本と出合ったのか、不思議ですらあります。「ワクチン開発」の最前線、アメリカと中国が対立する理由、そして全く異色のコロナ流行の理由が書いてあります。
仕事に近いものとしては「会社経営の本」「経営計画策定の本」「生産工学の本」「物流の本」「システム開発の本」「労務管理の本」「チーム作りの本」「業務効率を上げる為の本」等々を読みました。今は「セブン・イレブン」「ダイソー」「アマゾン」「ドン・キホーテ」等小売業の本を読み、勉強をしています。
皆さんも、読書を楽しみ、明日へと繋げましょう。
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