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<飛丸日記 1月1日> 「新年のご挨拶」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 1月1日> 「新年のご挨拶」 (2021/1/1 10:08:15)
写真は 某社の年賀状。今年は68通発送。
世の中の「年賀状止め機運」に倣って、今年で打ち止め、かな。
マネジメント・メッセージ 第四弾、抜粋版。
また、問題視されたら掲載を中止するかも、という期間限定版です。
今回は、何人かの方に添削頂いた。
独りよがりの私、人様へのご挨拶も、独りよがりが避けられない中、校正して頂いた。
そう言えば、以前打ち上げたブログを本にするお話。
二社の出版社からお話があり、1社とは何度か打ち合わせ、実際に校正までして頂いた。
どうもしっくりこず、再修正、その後再度校正を頂き、そこで断念。
理解した事、「本を出すのは、非常に大変な作業である。」
まあ、72歳過ぎたら考えよう。
―――
皆さん、明けましておめでとうございます。
新たな年を迎え、気持ちも新たに「楽しみましょう」。
私はブルネイから帰任して9か月が経過しました。日本に戻って思うこと、その一つは四季がある事です。以前駐在していたドバイは二季でした。気温は毎日42度前後。海から風が吹くと湿気も高く、屋外にはとてもいられません。とは言え、実はこれは4月から9月までの半年だけ。残りの期間は、日本の4月の様な快適な気候です。ブルネイでは季節がありませんでした。雨季と乾季があると言われますが、実はよくわかりません。年がら年中、日本の真夏日状態です。「季節がないところで過ごすと、何時何があったのか記憶に残りにくい。」と言われます。きちんと自己管理をしないとダラダラと変わらぬ日々が続きます。作物は豊かに実り、なんとなく生きて行けます。そして日本。移り行く気候、服一つ取ってもそれに合わせて調整が必要です。でも、それは非常にありがたい事だと思います。自然環境の変化が、社会の発展を促してくれているのだと思います。変化は大事です。そしてそれをどう活かすか。
ふと思う事があります。月火水木金土日、誰がこの一週間のサイクルを作ってくれたのだろうか。毎週毎週、気持ちを切り替えて過ごすことが出来ます。そして毎月毎月、毎年毎年、新たな節目を迎え、気持ちを新たにする。計画を立て直す。そして年が明けた今、その節目を迎えました。
でも気を付けなければいけません。うっかりすると、長くても1年単位でしか物事を考える機会がありません。世の中には、それ以上長い節目がないのです。人生は長いのです。5年、10年、もっと長い単位で物事を考え、その中で今を見つめる必要があります。
10月初めに開いた私の管下の会議で、皆さんに「10年の計画を考えてみよう。」と申し上げました。未来を予測するのは非常に難しいです。特に短期予想は難しいのですが、長期予想は比較的簡単です。そして最も確実な事、10年後に我々は10歳年を取っています。10年後の自分を思い浮かべる。その時にどうありたいか。そこに至るにはどうすべきか。その中に置いて今何をなすべきか。ご自身の事、会社の事、より長い目で見つめ直し、その中でこの1年、何をすべきかを考えて頂きたく思います。
こうした話をすると、いや、普段の仕事においても、「外的要因が多すぎてどうなるかわからず、決められない。」というお話をよく聞きます。それは確かにその通り。世の中、自分だけでは決められない事ばかり。でも対処法は簡単です。幾つかのケースを考えれば良いのです。そしてそのそれぞれに対策を打つ。事前に準備をする。私の趣味はハング・グライダーですが、実はこの教訓を、私はハング・グライダーから学びました。競技では、気象の変化を予測して目的地まで飛ぶのですが、気象条件は自分では決められません。また予測通りになる事は先ずありません。そんな中で事前に何が出来るか。幾つかのケースを考え、可能な限り準備をします。後は状況に合わせて臨機応変に対応します。
勿論、選択肢はアクセルだけではありません。ブレーキもあります。10年のスパンで考えれば、1年や2年、立ち止まっても大したことではありません。そう考えると気持ちのゆとりも生まれます。世界は今、コロナ禍に直面していますが、これはちょっとしゃがんでいるだけ。そして次のジャンプへの大きなタメの時間です。
個人的な事ですが、私は18年単位で自分の人生を考えています。18歳、36歳、54歳、72歳、90歳、そして108歳。私には「人生108歳計画」というのがあります。この12月に56歳になりました。折り返し地点を通過し、さて、残りの半分をどう楽しむか。
昨年より今年、昨日より今日、そして明日。
自分自身の事、会社の事、この機会に、より良い未来を目指して、考えましょう。
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<飛丸日記 1月1日> 「新年のご挨拶」 (2021/1/1 10:08:15)
写真は 某社の年賀状。今年は68通発送。
世の中の「年賀状止め機運」に倣って、今年で打ち止め、かな。
マネジメント・メッセージ 第四弾、抜粋版。
また、問題視されたら掲載を中止するかも、という期間限定版です。
今回は、何人かの方に添削頂いた。
独りよがりの私、人様へのご挨拶も、独りよがりが避けられない中、校正して頂いた。
そう言えば、以前打ち上げたブログを本にするお話。
二社の出版社からお話があり、1社とは何度か打ち合わせ、実際に校正までして頂いた。
どうもしっくりこず、再修正、その後再度校正を頂き、そこで断念。
理解した事、「本を出すのは、非常に大変な作業である。」
まあ、72歳過ぎたら考えよう。
―――
皆さん、明けましておめでとうございます。
新たな年を迎え、気持ちも新たに「楽しみましょう」。
私はブルネイから帰任して9か月が経過しました。日本に戻って思うこと、その一つは四季がある事です。以前駐在していたドバイは二季でした。気温は毎日42度前後。海から風が吹くと湿気も高く、屋外にはとてもいられません。とは言え、実はこれは4月から9月までの半年だけ。残りの期間は、日本の4月の様な快適な気候です。ブルネイでは季節がありませんでした。雨季と乾季があると言われますが、実はよくわかりません。年がら年中、日本の真夏日状態です。「季節がないところで過ごすと、何時何があったのか記憶に残りにくい。」と言われます。きちんと自己管理をしないとダラダラと変わらぬ日々が続きます。作物は豊かに実り、なんとなく生きて行けます。そして日本。移り行く気候、服一つ取ってもそれに合わせて調整が必要です。でも、それは非常にありがたい事だと思います。自然環境の変化が、社会の発展を促してくれているのだと思います。変化は大事です。そしてそれをどう活かすか。
ふと思う事があります。月火水木金土日、誰がこの一週間のサイクルを作ってくれたのだろうか。毎週毎週、気持ちを切り替えて過ごすことが出来ます。そして毎月毎月、毎年毎年、新たな節目を迎え、気持ちを新たにする。計画を立て直す。そして年が明けた今、その節目を迎えました。
でも気を付けなければいけません。うっかりすると、長くても1年単位でしか物事を考える機会がありません。世の中には、それ以上長い節目がないのです。人生は長いのです。5年、10年、もっと長い単位で物事を考え、その中で今を見つめる必要があります。
10月初めに開いた私の管下の会議で、皆さんに「10年の計画を考えてみよう。」と申し上げました。未来を予測するのは非常に難しいです。特に短期予想は難しいのですが、長期予想は比較的簡単です。そして最も確実な事、10年後に我々は10歳年を取っています。10年後の自分を思い浮かべる。その時にどうありたいか。そこに至るにはどうすべきか。その中に置いて今何をなすべきか。ご自身の事、会社の事、より長い目で見つめ直し、その中でこの1年、何をすべきかを考えて頂きたく思います。
こうした話をすると、いや、普段の仕事においても、「外的要因が多すぎてどうなるかわからず、決められない。」というお話をよく聞きます。それは確かにその通り。世の中、自分だけでは決められない事ばかり。でも対処法は簡単です。幾つかのケースを考えれば良いのです。そしてそのそれぞれに対策を打つ。事前に準備をする。私の趣味はハング・グライダーですが、実はこの教訓を、私はハング・グライダーから学びました。競技では、気象の変化を予測して目的地まで飛ぶのですが、気象条件は自分では決められません。また予測通りになる事は先ずありません。そんな中で事前に何が出来るか。幾つかのケースを考え、可能な限り準備をします。後は状況に合わせて臨機応変に対応します。
勿論、選択肢はアクセルだけではありません。ブレーキもあります。10年のスパンで考えれば、1年や2年、立ち止まっても大したことではありません。そう考えると気持ちのゆとりも生まれます。世界は今、コロナ禍に直面していますが、これはちょっとしゃがんでいるだけ。そして次のジャンプへの大きなタメの時間です。
個人的な事ですが、私は18年単位で自分の人生を考えています。18歳、36歳、54歳、72歳、90歳、そして108歳。私には「人生108歳計画」というのがあります。この12月に56歳になりました。折り返し地点を通過し、さて、残りの半分をどう楽しむか。
昨年より今年、昨日より今日、そして明日。
自分自身の事、会社の事、この機会に、より良い未来を目指して、考えましょう。
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