RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
はじめての雉(キジ) (2021/1/15 12:16:35)
銃砲店へ今年の狩猟者登録のバッジやらを取りに行ったら、
「キジたべる?」と店主に突然言われ「え?あっ?はい」とあいまいな返事で答えると、「ちょっと待ってて」と奥へと向かう店主。
美味しいキジが食べられるのかしら?と思ったのも束の間。
きれいな羽を纏った、まんまのキジが出てきました。
キジ(もちろん死んでいる)を手渡され、立ち尽くすジブン。
こんなの渡されてもどうしたらいいか分らんよ。
しかもロードバイクで来ているのでどうやって持って帰ればいいのやら。
この逡巡を見透かされたのか、
店主は「毛をむしって焼けばいいから!」とひとこと。(えー)
いやまぁ、そうだろうけど、簡単に言うなよおいっ!と心の突っ込みを飲み込んで、キジ(死んでいる)をプラスティックバックに入れ、背負って自転車を漕いだのでした。
カモネギならぬ、マツキジですね。。。
翌日は本業や狩猟でお世話になっているトップフィールド群馬へ。
校長にキジを手渡すと「今日は遅めのスタートだから、処理をしてしまいましょう」と段ボールの中で手際よく羽をむしり始めました。
ほぼむしり終わったところで、バーナーで細かい羽毛を焼き払うと、台湾の市場とかで見られる鳥の丸焼き(生)の状態になりました。
恐ろしく切れ味の良いナイフを借りて、キジをさばきます。
毛をむしっている時は可哀そうだなぁという気持ちが大きいのですが、
むね肉、もも肉、手羽先と部位に分かれていくと、不思議なもので美味しそう!という気持ちに代わっています。
ちょうどバリバリ試乗会で使う焚火台があったので、炭火で焼いてフライト後にみんなで実食。
地鶏のような歯ごたえのある食感で、とても美味しく頂きました。
校長はえらく気に入り「こんなに美味いならキジを捕ろう」と喜んでいました。
今年はカモでも捕ろうかしらね。