『無双の花』 葉室麟
文春文庫 単行本は2012年刊
この作者、初めて読んだ。
舞台は戦国時代、立花宗茂の半生を描いた歴史小説。
九州の武将として有名ではあるが、まだ、この人を描いた歴史小説に出会ってなかったので、読んでみた。九州における武名は轟いており、そのような話が読めるかと思いきや、この小説はその武名を得た後のことがメインに描かれていた。
九州時代の活躍を読みたかったが、その辺りを描いた良さそうな歴史小説はあんまりないみたいなのが残念。
余談だが、正室は立花誾千代であり、パズドラのキャラで出てきて、誰これ?と思っていたのが、やっとつながった。
評価:7点