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feed 新ハーネスの開発 その3 (2021/3/4 15:40:23)
ただいま新レーサーハーネスを開発しています。

…。と、いうより、既に開発が終わりました!

今回は、ちょっとその全容をご紹介いたします!




写真は今回開発した、X-RACER2になります。

外観上の一番の変更点は、前部に、3D裁断を駆使したフェアリングが装備されたことです。



これ、ハーネス本体の曲面の上に、さらに3D裁断のフェアリングを付けるという、技術的にとても難しい技を使い

ました。

今まで、弊社は3D裁断を得意として、すべてのハーネスにその技術を使ってきましたが、今回のX-RACER2では、その技術の頂点が使われていま

す。

従来は、この部分はすべてネオプレンが使われていましたが、ネオプレンは単価が高いこと、切り裂き、ひっかきなどの物理的な

力に弱いこと、さらに、実は縫製に高い技術が必要とされる…。などの欠点を持っていました。

今回のX-RACER2では、それらの欠点をなくすため、半分以上にハーネス本体と同じ生地を使用しましたが、先にも述べたように、それを行うには

非常に高い3D裁断の技術が必要だったのです。

だから今までのハーネスでは使用できなかったんです。

このコロナ渦の影響で時間ができた?ため、今回思い切ってそれに挑戦してみることができました。


今回のX-RACER2では、今までのハーネスではなかった特徴を持っています。

それは、2タイプ選べることです!

一つのタイプは、いままでEXEで作り続けていたダブルバックプレートタイプ。

もう一つが、シングルバックプレートタイプです。

言い分けるために、先のダブルバックプレートタイプは

X-RACER2 W

そして、あとのシングルバックプレートタイプは

X-RACER2 S

になります。

これ、それぞれに良い点があるため、このような一つのハーネスで2種類のシステムを持つものを発表することにしたんです。

まず、最初のWタイプですが、メインラインのスライド量が少ないため、自然なテイクオフとランディングが可能。

さらに、ピッチ角変更の機構がシンプルなため、極めて信頼性が高いのが特徴です。

このWタイプ。私はフレキシブルウイング機、もしくは、小柄な方にお勧めします。

そして、Sタイプなんですが、こちらは、ランディング時にスムーズな起き上がりが期待できます。

固定翼機、および、大柄な方にお勧めです。

私は、シングルプレートタイプのハーネスは作らないつもりでいましたが、技術の進歩でダブルバックプレートタイプに匹敵するだけの居住性、使

いやすさ、そして、信頼性が実現したため、今回はシングルバックプレートタイプについても発売することにしました。

さて、それではシングルバックプレートタイプに、どんな技術を投入したのか…。

それについては次回にご説明します。

まだまだこのシリーズは続きますよ~。


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