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link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/25 18:57:24)

feed <飛丸日記 4月17日> 「目標設定 2024年、285㎞飛ぶ!」 (2021/5/11 21:51:52)
210501  蔵王
210501 福島盆地
210502 吾妻山2
210502 吾妻山
210502 285km t栗原

私が33年ぶりに自己記録を更新した翌日、ハング界は沸き立っていた。
「ビッグ・デイが来る」
局地気象の解析においては、恐らく日本一のN氏
彼の予想により、一週間前からネット上では大騒ぎである。
都合をつけて、何とか休暇を取る者。
転職の機会に、3月末退社、5月就職として、4月をハングに充てる強者もいた。
これは別格。
普通のサラリーマンの私は、指を加えて見ているだけ。
斯様にこの4月中旬は、ハンググライダーのベスト・シーズンなのである。
それも飛び抜けて。

結果は、見事240㎞の日本記録が樹立された。
「レコード・ホルダー」の称号を得たのは同郷の○○さん。
30年来の既知の方、いや、その生き様は「託す人」に近いかも。
ハング一筋、いや、グライダーもやられ、スカイスポーツ一筋である。
2014年フランスの世界選手権には、サポーターとして来て頂いた。
西富士からのクロカンを目指し、二人で飛びに行った事もある。
「託す人」にランクインしていないのは、私より年上、恐れ多いからである。
つまりは年上の方が日本記録を樹立した。
「まだまだこれからだ!」
33年ぶりの自己記録更新に、気持ち新たにしていたのだが、更なる追い風が吹く。
また、ひょっとしたら220㎞飛べたかも、という思いもあったが
何と○○さんは240㎞、ここまで飛ばれると気持ちが良い。
タラればを考えても、一日天下だった。彼はその遥か先なのだ。

翌週末、クロカンの記録樹立を目指して、1989年以来行われている大会は
天候不順の為、中止となった。
素晴らしきかな、大会運営者の方々。
Zoom参加も交えたハンググライダー談義の場となる。
○○さんからのプレゼンが行われる。

Q&Aセッションで、私はZoom参加ながら思わず発言。
「日本記録はこの先、何処までの伸びるのでしょうか?」
私が33年前に雑誌の取材で聞かれた質問である。
議論しても答えは出ない。
また悪い癖。
先ずは遥か彼方に目標設定をする事。
「平均時速45㎞/h超で飛んで6時間超、目標は285㎞かな。」
N氏に拠ると、海水の温度の影響もあり、ここまで良くなるのは
3,4年に1度だという。
良し、決めた。
「次の目標は、2024年、285㎞を飛ぶ事だ!」

そう宣言するには、もう一つ理由があった。
4月12日、パラグライダーが202㎞を飛んだのだ。
パラではなく、ハングを選んだ私。
大好きなクロスカントリーで、パラに負けるわけにはいかない。
「自分の選んだ道を正解にする力」
基本である。


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