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link 飛行中年 飛行中年 (2024/5/20 21:18:27)

feed ずるいぞ!インド式二けた掛け算! (2021/6/7 19:59:19)
私、いままでずっとインドの人って凄い!と、思っていました…。

なぜかというと、二けたの九九ができるからです!

でもコレ、ずるい方法があることを知ってしまいました!

今夜は、そんなズルいインド人の二けた九九のご紹介です。



まず、私たち日本人は、二けたの掛け算をするときはひっ算を使いますよね!

例えば12×23を、ひっ算でやると…。



緑の線、赤の線の順番で掛け算をして、それを足し合わせて276の答えが出ました。

しかし…。

インド式は違います。

なんと、インド式では違う太さの棒を組み合わせるのです!

太い棒は10の位、細い棒は1の位。を表します。



それがどうしたの?と、言われそうですが…。

10の位の棒、太棒と、1の位の棒、細棒の交点を見てほしいんです!

まず、太棒と太棒の交点、つまり、10の位同士の交点の数を数えてください。



2つありますよね!

次に、太棒と細棒の交点の数を数えてください。



7つありますよね!

最後に、細棒同士が交わっている場所の数を数えてください。



6つですよね!

上記の数を並べてください。

276になりませんか!

これが、インド式二けた掛け算のやり方なんです!

あれあれ?という声が聞こえてきそうですが、コレ、単純に掛け算の順番が、私たちの使うひっ算に対し、ちょっと変わっただけなんです。

まず、太棒同士の交点なのですが、これは…。



10×20を表していますが、インド式では10×10が2つある…。つまり、200と考えるわけですね

次は、太棒と細棒の交点は、10の位を表すわけで…。



私たちが使うひっ算のこの部分なわけですね!

最後に1の位は…。



この部分を表すわけです!

やっていることは同じなわけですね!


私たち日本人は、ひっ算を使ったりそろばんを使って計算しますが、インド人はこのようにして計算しているらしいのです!

(インド式には他にも方法はありますが、基本原理は全部同じで、今回の方法が一番わかりやすいので、この方法でご紹介いたしました。)

インド人がズルいのは、二けた掛け算をするとき、この棒を頭の中に浮かべて交点の数を数えていただけなんです

ね!

ちょっとズルいと思いません?

でも…。

なんだかんだ言っても、こんな簡単な方法で二けたの掛け算をやってしまうインド人は、やっぱりスゴイです!


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