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feed アルプストレーニング (2021/7/25 19:10:15)
T上さんがSNSにアルプスフライトの写真をアップしたところ「私も行ってみたい!」との声があがったことから始まった、「アルプストレーニングプロジェクト(仮称)」第一弾。7月18日にT井さんとT上さんがDimonaでフライトしてきました。
午後から雲量が増える予想だったので、9:20に離陸。8,000ftで秩父の入口武甲山(1304m)に取り付き、気流を探りながら稜線を辿って清里に抜け、八ヶ岳南端の赤岳(2899m)を回って南に向かい、そのまま北岳(3193m)から光岳(2591)まで南アルプスを縦走往復。途中霧ヶ峰ファルケとランデブー、お互いに記念撮影して帰路に着きました。

想像を遥かに超える世界で、あらゆるものに圧倒される2時間半、380kmの旅でした。日射、風、山の地形を考えながらアプローチする地点と方向を決める、斜面との間合いを詰めて谷底から吹き上がる強くて狭いブローに正確な急旋回で斬り込む、風向と斜面の角度を見極めてリフトを感じつつ尾根伝いに飛ぶ、高度を落としてしまった時の逃げ道(谷筋)とその先のアウトランディングポイントを切り替えながら何歩も先を読んでルートを決める。。。まったりと平野のサーマルで満足している場合ではないことに気が付いてしまいました
今回はモーターグライダーを使っての山岳滑翔体験でしたが、エンジンなしのグライダーでこんなところまで行って帰って来るって、どれだけ稽古を積んだら自分もできるようになるんだろうか???

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SkySightと航跡の重ね合わせ。大局的には弱いに南風だが、稜線に向かって両側から風が吹き込み、コンバージェンスが形成されている。
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天候を睨んで早めの準備
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秩父の入り口、武甲山。石灰採掘で山が削られ白く目立つ。その先に東京・埼玉・山梨県境がある雲取山、右いちばん奥の稜線は八ヶ岳。秩父の山は奥深い。
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ようやく秩父を越えて八ヶ岳へのアプローチ。その奥に霧ヶ峰、左の稜線は目的地南アルプス。
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北岳の岩肌を掠めるようにして、谷底から吹き上がる上昇気流を捕まえる。海抜3000mの世界。
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南アルプス上空で記念撮影。稽古量、経験の違いが姿勢と表情に出ています
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霧ヶ峰のファルケと
 

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