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feed 赤井川町から伊達市へ…。 (2021/8/21 8:32:29)

今日はちょっと皆さんに考えてほしいことがあったので、それから…。

昔、私たちは社会の教科書で、「明治維新後、北海道開発のために屯田兵を送

り込んだ…。」

そう習いましたよね。

しかし…。これはアイヌの人たちから見たら…。

侵略じゃね?

 

3年ほど前に、紋別川で、アイヌ文化継承者が、無許可で儀式に使う鮭を捕り、

警察に身柄が拘束されました…。

でも、これって…?

この出来事を、子供でも分かるように説明しますと…。

 

昔、のび太が平和に暮らしている土地がありました。

そこに、ある日突然ジャイアンがやってきて言います。

いいかのび太、今日からここは俺の土地だからな!お前も俺のルールに従って

もらうからな!

なに~。儀式に使う鮭を捕らせて欲しいだと~。

しゃ~ね~な。じゃ、俺にお伺いをたてて、いいって言ったら捕らせてやって

もいいぜ!

のび太はずっとジャイアンの言う通り、お伺いをたてて鮭を捕ってきました…。

しかし、ある日のび太は思います。「もともとここって僕の土地なのに、なん

か変…。」

そして、のび太は行動に出ます。

ジャイアンの断りなしに、儀式に使う鮭を捕りました。

そして、のび太はジャイアンにつかまりました…。

 

さあ皆さん。おかしいのはどっちだと思いますか?

 

と、いうことで、今日はずっと来たいと思っていたウポポイにやってきまし

た。

アイヌ文化を紹介する施設です。

場所は室蘭と苫小牧の中間あたり。白老町という所になります。

このウポポイに来るのは初めてですが、この前身となるポロトコタンには以前

来たことがあります。

さあ、中に入ってみましょう!

とにかくおしゃれな施設なんですが、要所要所にアイヌの雰囲気を作り出して

います。

まずは歓迎の儀式…。

 

アイヌ語と日本語を交互に交えて、アイヌ文化のさわりを教えてくれます。

時々野外で披露される、アイヌの踊りや歌などをみながら、その合間に資料館

を巡ります。

アイヌの道具や服を作っている工房や、チセ(アイヌの家)などでは、紙芝居

なども見られます。

他にも、体験学習館や体験交流ホールなどもあり、なかなか見ごたえがありま

す。

中でもココ!

カメラの画面からフレームアウトしそうな大きさの国立アイヌ民族博物館。

ここの2階には、アイヌ文化についていろいろと資料がそろえられています

が…。

ここが一番面白かったです!

アイヌについて、その歴史や文化が、包み隠さず紹介されています。

ここで驚いたのが…。

知里幸恵の自筆ノートが保存されていたこと…。

彼女は金田一京助の勧めでアイヌの文化を発信し続け、10代の若さで京助が看

取る中最後を遂げた人物です。

そのノートがまさか残っていたなんて…。

これはわたしにとってすごい発見でした!

この国立アイヌ民族博物館を見るには、現在ネットでの予約が必要です。

でも、ここを見ずしてウポポイを語るなかれ…。

簡単に予約できますから、是非見ることをお勧めします!

 

とにかくあれもこれも見てみたい…。

ここに来るまでは1時間くらいで見終わるかな…。なんて甘く考えていました

が…。

結局4時間以上見ていました!でも、まだ見たりない…。

ココは改めて来るべきですね!

料金は1200円ですが、内容が濃いので、十分満足できると思います!

結局本日は、ほとんどの時間をこのウポポイに費やしてしまいました。

 

ちなみにウポポイとはアイヌの言葉で「共に歌おう」という意味です。

是非、アイヌの人たちと共に歌って行きたいと思いました。

 

この後は、今日のお風呂へと向かいます。

今日のお風呂は、「ばんけい温泉 湯人館」。

今日も「HO(ほ)」を使い、無料で入らせていただきました。

 

今夜の宿は、洞爺湖滝の上キャンプ場です。

 

明日は、ニセコあたりをウロウロしようかと考えています。

 


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