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驚いた。
羽田から1時間弱、こんな近くに、こんな素晴らしい光景が拡がっているなんて。
南国そのもの、拡がる森林、そして青い海。
何度も乗り継ぎ、やっと辿り着く海外の南海の狐島と変わらない雰囲気だ。

海に潜ると、再度の驚き。
その透明度の高さ。
我流「気泡水面到達測定法」
吐いた泡が水面に到達するのを確認できる深さは23mだった。

今回のターゲットは、「ユウゼン」を見る事である。
「友禅染」の「ユウゼン」
いかにも日本的なこの魚は、この八丈島や小笠原近海にしかいないらしい。
なんとも不思議な話である
初日、二日目と、早速海中で遭遇する。
目標達成である。

海底ケーブルにも遭遇、ブルネイでのダイビングを思い出す。

更なる驚きは、その海底の複雑さである。
火山島の裾野だけあって、アーチ状の地形など非常に変化に富んでいる。
やっぱり日本は素晴らしい。

初日は島の中央部を3分の2程歩き、東海岸まで辿り着く。
ひょっとしたら毎日このベンチで寝ることになっていたかもしれない。
そう思いながら昨日までのドタバタを思い出しながら海岸で読書にいそしむ。