ホーム >> RSSセンター >> <飛丸日記 7月24、25日> 八丈島賛歌 「こけたら3倍返し」その2その3 「ジャングル読書」/「規律ある自由」

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feed <飛丸日記 7月24、25日> 八丈島賛歌 「こけたら3倍返し」その2その3 「ジャングル読書」/「規律ある自由」 (2021/9/28 22:07:33)
210724 八丈富士 窯巡り 
210724 八丈富士 火口
210724 八丈富士 火口池
210724 八丈小島
210724 八丈平
210725 三原山 小池
210725 三原山

こけてから二日目、脳震盪の後の頭痛が取れる。
さて今日はどうしたものか。とは言え、先ずは病院に行く。
天気のせいか、四日間、ずっと山頂が見えない八丈富士、標高854m。
これは自ら行って拝むしかない。
山に登り、御鉢巡りをし、火口の池まで下る。
行くと、何故だか不思議な事に、数日ぶりに晴れ渡たる。

五日目の最終日。こうなると、もう一つの山にも行くしかない。
二つの火山が連なって出来た八丈島。
今や八丈島フリークの私としては行かねば片手落ちになる。
三原山、標高701m。約10Kmのハイキング。
こちらのアプローチは遠い、また池のある火口に下る。
そしてマイブームの「ジャングル読書」にふける。
ボルネオ島でジャングルを歩いていて気がついたこと、
酸素濃度が高いせいか、やけに頭が冴えるのだ。
高じてジャングルでテントを張り、夜読書をすることが楽しみになった。
そういえばダイビングでは酸素濃度が高いタンクを使う事があるのだが、
同じ様に頭が冴えて、ダイビング中にいろんなことが思い浮かぶ。
私の頭は、どうやら燃費が相当悪いらしい。普通の方以上に酸素が必要なようだ
高山病には非常に弱い。

八丈島の奥深く、生い茂る森林を見て感じた事。
何かがボルネオのジャグルとは違う。
僅か50ヘクタール強の土地で、日本と同じだけの種の多様性があるというジャングル。
ある特殊な環境に適合する種だけの植物が群生している八丈島の森林。
そうか!私が最近、会社で常々言っている事「規律ある自由」がそこにある。
うっそうと生い茂っているが実は秩序だっている。
各々が伸び伸び、やりたいことをやれるが、良く組織化された状態。
私が望む組織の在り方だ。

振り返ると、まぁ今回も「こけたら3倍返し」成功であろう
でも、まあ、なんでこう何時も成功するのだろうか。
最近は、こけると将来の自分がそれをどう乗り越えるか、楽しみなくらいだ。
危機を好機にする。ピンチをチャンスにする。

んんん、いや、どうもそれは違う。
実はいつも好機なんだ。
危機になると、挽回しようと気合を入れて、臨戦体制になるだけ。
実は常に好機はそこら中に転がっている。
それは 目に見えない上昇気流が至る所にあるのと同じ筈だ。
何時もは単に気合が足りなくて、好機をつかみ切れていないだけだ。
今回も最初からこうした計画を組んでいたら良かった。
いや、計画すれば、もっと濃い5日間が遅れたかもしれない。
でも、それでは疲れすぎる。休めない。
いやいや、それも違う。
処世訓そのXX 「全力疾走で走り続けたら、何時かはそれがジョギングと感じられる。」

止めどもなく、いろいろな事が頭に浮かぶ。
浮かんだ事が正しいかどうかは別にして、とりあえず、前と同じ様に働いている。
こけた事で、脳に損傷はないらしい。



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