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link 平木啓子の奮戦記 平木啓子の奮戦記 (2024/5/15 22:21:52)

feed 第17回世界選手権 in アルゼンチン 5日目 (2021/11/7 20:20:55)
5日目の朝は、極寒!小林予報官によるとテイクオフの温度は8度とのこと。ありったけの服を着て出発しました。お昼頃までテイクオフは霧に包まれていて、それはもうブルブルで私は着ている服だけじゃ足りなくてカッパを取り出して着ていましたが、韓国のムンサブさんは長ズボンがないらしくスピードシャツを履いていて、今時の若者風のファッション(股下がやたら下がっているスタイル)になっていました。

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お昼頃になって霧が晴れ始め、70キロのレースが組まれました。今日も飛び立ったらすぐそこが雲底で、雲についたら前に出して高度を下げ、また山に戻ってあげ直して、を繰り返していると徐々に集団はスタートシリンダ近くの沖に出始めました。と、XC Trackを見るとスタート時間が表示されていない、、、手袋外してピコピコ、進めたり、一回電源落としたり、近くにグライダーがいるとぶつかりそうになるので集団から外れてピコピコ、スタート5分くらい前になって漸くスタートシリンダがスタートシリンダの設定になっていなかったことに気づきましたぁ。本部から送られてきたQRコードにはそんな罠が・・・(というか確認しなかった自分が悪い)なんとか集団の下に合流し、若干遅れましたがギリ間に合いました。。。

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これは選手の誰かが、WhatsAppに投稿してくれた写真を拝借しました。こんな感じで密に飛んでいます。
この日は沖を使って進む展開で、減率はいい、って話でしたがそんなことはなく、スピードレースというよりは集団でサーマルを探し探し進む感じでした。私はスタートが遅れたのが功を奏し、蛇行しながら進む先頭集団の後ろから直線的コースを取った小集団がサーマルをヒットしたのに合流でき、やがて先頭集団の下に合流できました。この先はベンチュリーになっていて風が強いので注意しましょう、とブリーフィングで言われたところ。さあ、これから!少し遅れてもいいからしっかり上げて先頭になんとかついていこう・・・と回そうとしたのですが、右も左も上げずに突っ込む選手に挟まれやむなく低いまま離脱。これが運の尽き(いや、その後も2回は復活のチャンスがあったかも。。。)で、その先で強い風にちぎれちぎれになるサーマルを捉えきれず、敢えなくランディングしてしまったのでした。。。はぁー(深いため息です)。
良かったのは、藪漕ぎしないと広い道路に出られなさそうだったんですが、回収車が農場を通って迎えに来てくれたこと。ありがたやありがたや。しょんぼりな選手を乗せた大きなバスに送ってくれました。と、そこには見知った顔が。JAPANリーグ1位のN山さんと2位のH川さんではありませんか。私は3位。ダメな3人でHQに戻ってしょんぼりグダグダしていましたら、さらにもう一人しょんぼり帰って来ました。JAPANリーグ4位のI崎さんです。はぁ、こんなことでは日本を背負って立てないですね。がっくりです。
この日は、メキメキ上達中の若手・小林選手と個人参加のジャイ子さんが見事ゴール!おめでとうございます!!

私めも邪念を捨て、まずはゴールを目指して頑張りたいと思います。。。

どうしようもない成績はこちらから。。。

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