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9月3日から9月5日にかけて9月上旬合宿が行われました。今合宿は最終日を除いて雨天により待機し、宿舎にて学科や係作業はもちろん整備や宿舎の掃除など最大限有意義に過ごすことのできた合宿となりました。


今合宿の日程はは本来ならば東京六大学対抗グライダー競技会が行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を懸念し延期となったため空いたランウェイを使い訓練を行いました。


初日には学生間での学科を中心に行いました。今合宿は自家用取得やファーストソロなどを目標にする者が多く、彼らにとってとても有意義な時間となりました。


2日目も雨天によりフライトはできず、宿舎の清掃、シミュレーター、機体とトレーラーの整備が行われました。シミュレーターに積極的に取り組んでいた1年生は同期間で各々のフライトに対するコメントを言い合う様子が見られました。機体の整備ではFRPを使ったデュオのヘッドレストの修繕作業を行いました。二等運航整備士の取得を目指す2年堀川にとってFRPを使った修繕を実践できた貴重な機会となりました。


最終日、雨が降っていたり雲底が低かったため10時過ぎまで発航することはできませんでしたが、ピストチェンジを行ったのち発航を開始しました。2年多田と3年鈴木の指定養成フライトを実施したほか、3年西辻、堀川、坂田、2年加藤陽樹、横尾がソロ発数を伸ばしました。特に3年坂田は念願の23移行を果たしました。


今合宿は1日のみしか訓練を行うことができませんでしたが、自家用取得を控える者がソロを貯めることができただけでなく、訓練外でも機材の修理や長い間そのままにされていた機体の修繕など多くのことを達成しました。飛行第一はもちろん、こういったフライト以外のところから強い慶應を作って参ります。


以下、今合宿の成果です。

西辻(3):総ソロ発数19発
坂田(3):総ソロ発数8発、23移行達成
堀川(3):総ソロ発数6発
鈴木(3):指定養成フライト実施
多田(2):指定養成フライト実施
横尾(2):総ソロ発数5発
加藤陽樹(2):総ソロ発数4発



主将市川による学科



FRPを使ってDuoのヘッドレストの修繕を行いました