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ジャパンリーグ最終戦
平木啓子の奮戦記
(2024/12/25 18:57:33)
ジャパンリーグ最終戦 (2021/12/13 21:50:14)
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ジャパンリーグ最終戦 (2021/12/13 21:50:14)
先週末の土日、私の勤務先のスカイ朝霧でジャパンリーグの最終戦が行われました。主催者側としてあれやこれや事前の準備と当日の運営のお手伝いなどしましたが、もちろん選手としても出場しました。地元、朝霧での大会ですので、精一杯頑張らなければいけないところだったのですが・・・
初日11日(土)は、雲底高度は1600m〜1800mとそう高くなく上昇率もイマイチな予報でしたので、短めの38キロタスクを組みました。朝霧は、フライトするにあたり色々と守らなくてはいけないルールがあって、タスクのルートを決めるのをすごく悩みます。中でも「送電線の上は+150m以上で通過しなくちゃいけない」、というルールがルート決めにもフライトする選手にもものすごいプレッシャーになっています。(今回は、1位だった選手が5m違反していて、半分の点数になってしまっていました。。。)そこで、ルートを決める際に、「スタートラインを送電線前ギリギリにすれば、スタート前に獲得した高い高度のまま送電線を越えられる」という思いでスタートラインを決めました。スタートは、一回ラインを出てしまっても戻って切り直せば問題はありません。今考え直せばわかることなんですが、「スタートライン手前に上昇できるところがある、なるべく送電線に近いところ」なら良かったんですが、今回のラインは手前にいい上昇帯がなかったんです。で、選手たちはどうしたかというと、スタートラインを超えて送電線上空に行きグルグル回り出したのでした。(送電線沿いは下草が刈ってあって良い上昇が出るのです)うわぁぁー。。。荒れている日では無かったので、潰れて落ちるようなことは無いとは思いますが、反対意見も多かった中、このルールを作った側の人間としては、たくさんのグライダーが送電線上空で回っている光景は色んな思いが交錯して恐怖でした・・・ひえぇぇ。そんなこんなで私は頭がグルグルして、またしてもダメダメスタートを切ってしまったのでした。そして低く突っ込みすぎてスタックに次ぐスタック・・・よくあるいつものダメパターンにズッポリはまってしまいました。はぁー、メンタル弱すぎです。
それでもなんとか踏ん張ってゴール到着。24着と遅すぎでしたがやっぱりゴールはいいですね。
ところが降りてからもこの日のダメっぷりが次々と発覚!まず、ラインが絡んだまま飛び出してしまい、空中でバシバシ叩いて取ったつもりだったのですが、実はラインが切れていました。それから、ハーネスの後ろは膨らんで滑空性能を上げるようになっているのですが、チャックを閉め忘れて萎んでバサバサしていました。そしてそしてこの絶景のゴール、地主さんとのコンタクトが不十分で、来年からは緊急着陸用にしか使えなくなってしまいました。。。はうー。なんちゅうダメっぷり。。。でもゴールして楽しそうにお喋りしている選手たちを見たら、頑張って準備してきた甲斐はあったかな、とちょとだけ幸せな気持ちになりました。
2日目12(日)は、激シブ&徐々に強風になる予報。早々にキャンセルが決まり選手たちはフリーフライトをはじめました。と、昨日より上がりが良さげで、またしてもダメ判断をしてしまったかも?と焦りましたが、降りてきた選手に状況を聞くと、タスクをしていたらあちこちに選手が降りてしまって大変だっただろう、とのことでホッと胸を撫で下ろしました。何十人もの選手が田貫湖辺りにバラバラ降りたり、何人かの選手が西にこぼれてしまったり・・・なんてことになったら、次回の開催すら危ぶまれる状況になるところでした。競技委員長の英断に感謝です。
さてさて、今年の大会はこれで終わり。前半はまずまずでしたが、後半は世界選を含めてまーったくダメダメでした。来年の課題はスタートを上手くできるようになること!何を今更なのですが、何故か全然上手くできなくなっちゃいました。まだまだ伸びしろたっぷりです。来年も頑張りたいと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いします!
初日11日(土)は、雲底高度は1600m〜1800mとそう高くなく上昇率もイマイチな予報でしたので、短めの38キロタスクを組みました。朝霧は、フライトするにあたり色々と守らなくてはいけないルールがあって、タスクのルートを決めるのをすごく悩みます。中でも「送電線の上は+150m以上で通過しなくちゃいけない」、というルールがルート決めにもフライトする選手にもものすごいプレッシャーになっています。(今回は、1位だった選手が5m違反していて、半分の点数になってしまっていました。。。)そこで、ルートを決める際に、「スタートラインを送電線前ギリギリにすれば、スタート前に獲得した高い高度のまま送電線を越えられる」という思いでスタートラインを決めました。スタートは、一回ラインを出てしまっても戻って切り直せば問題はありません。今考え直せばわかることなんですが、「スタートライン手前に上昇できるところがある、なるべく送電線に近いところ」なら良かったんですが、今回のラインは手前にいい上昇帯がなかったんです。で、選手たちはどうしたかというと、スタートラインを超えて送電線上空に行きグルグル回り出したのでした。(送電線沿いは下草が刈ってあって良い上昇が出るのです)うわぁぁー。。。荒れている日では無かったので、潰れて落ちるようなことは無いとは思いますが、反対意見も多かった中、このルールを作った側の人間としては、たくさんのグライダーが送電線上空で回っている光景は色んな思いが交錯して恐怖でした・・・ひえぇぇ。そんなこんなで私は頭がグルグルして、またしてもダメダメスタートを切ってしまったのでした。そして低く突っ込みすぎてスタックに次ぐスタック・・・よくあるいつものダメパターンにズッポリはまってしまいました。はぁー、メンタル弱すぎです。
それでもなんとか踏ん張ってゴール到着。24着と遅すぎでしたがやっぱりゴールはいいですね。
ところが降りてからもこの日のダメっぷりが次々と発覚!まず、ラインが絡んだまま飛び出してしまい、空中でバシバシ叩いて取ったつもりだったのですが、実はラインが切れていました。それから、ハーネスの後ろは膨らんで滑空性能を上げるようになっているのですが、チャックを閉め忘れて萎んでバサバサしていました。そしてそしてこの絶景のゴール、地主さんとのコンタクトが不十分で、来年からは緊急着陸用にしか使えなくなってしまいました。。。はうー。なんちゅうダメっぷり。。。でもゴールして楽しそうにお喋りしている選手たちを見たら、頑張って準備してきた甲斐はあったかな、とちょとだけ幸せな気持ちになりました。
2日目12(日)は、激シブ&徐々に強風になる予報。早々にキャンセルが決まり選手たちはフリーフライトをはじめました。と、昨日より上がりが良さげで、またしてもダメ判断をしてしまったかも?と焦りましたが、降りてきた選手に状況を聞くと、タスクをしていたらあちこちに選手が降りてしまって大変だっただろう、とのことでホッと胸を撫で下ろしました。何十人もの選手が田貫湖辺りにバラバラ降りたり、何人かの選手が西にこぼれてしまったり・・・なんてことになったら、次回の開催すら危ぶまれる状況になるところでした。競技委員長の英断に感謝です。
さてさて、今年の大会はこれで終わり。前半はまずまずでしたが、後半は世界選を含めてまーったくダメダメでした。来年の課題はスタートを上手くできるようになること!何を今更なのですが、何故か全然上手くできなくなっちゃいました。まだまだ伸びしろたっぷりです。来年も頑張りたいと思いますので、どうぞ応援よろしくお願いします!
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