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link Japan Virtual Soaring Club Japan Virtual Soaring Club (2024/12/24 14:08:32)

feed XCSoar (2021/12/12 13:09:18)

以前、私のブログでPC上でXCSoarを使う方法を書いてその時はモニターが二つ必要と書いたのですがモニター一つでCondor画面の手前にXCSoarを表示する方法が分かったのでお知らせします。なお、この方法はVRでは使えなくて、モニター画面を使っている場合のみ利用可能ですのでご注意ください。

PC上でXCSoarを使う方法(その1)

PC上でXCSoarを使う方法(その2)

PC上でXCSoarを使う方法(その3)

まずはXCSoarを 本家サイト からダウンロードしてPC上の任意の場所に保存し、上記の解説を見ながらCondorのNMEA出力をXCSoarで受信できるように設定してください。

なお、将来的に外付けでタブレットを使いたい方はCondorの 本家サイトで紹介されている HW VSP3を使って接続したほうが分かりやすいかもしれません。その場合はHW VSP3の出力先IPアドレスにlocalhostと入力して、XCSoar側ではDeviceの入力PortにTCP Portを選択するとPC上のXCSoarへの接続ができるようになります。

ではいよいよXCSoarが常にCondorのフライト画面よりも手前に表示するように設定するのですが、以下のアプリをダウンロードしてインストールください。有料版もありますが、XCSoarを使うためだけであれば無料版の利用で結構です。

4t Tray Minimizer

このアプリをインストールして実行するとすべてのWindowに こんなボタン が付いてきます。このStay on topをクリックすると常にそのWindowが手前に表示されるようになります。もう一つ、Make transparentというボタンもあって、透過度の調整ができないのが残念なのですが若干後ろが透けて見えるようになるのでお好みでどうぞ。

XCSoarはデフォルトでは結構大きなWindowなのですが、適当にWindowの端を引っ張ったり縮めたりすることができるので、フライトの邪魔にならないようWindowの大きさやフォントの大きさ調整して自分の使いやすい場所に配置してみてください。

XCSoarはCondorのPDAでは出てこない「目の前の山を越えることができるか?」といった情報も出てきますし、なにより地形の凸凹がとても分かりやすくなります。手ごろなAndroidタブレットがない場合はこの方法で何の出費もなくXCSoarを使うことができますのでぜひチャレンジしてみてください。

さて、フライト中に設定をいじるにはAutoPilotにした後にAlt-Tabでいったり来たりしないといけないのですが、AutoHotkeyというユーティリティを使うとフライト中にマップの拡大縮小をする命令などをキーボード操作に割り当てることができます。最近私はAutoHotkeyを使っていないのでどなたかスクリプト共有してもらえるとありがたいです。

私がXCSoarをどうやって使っているかというとAmazonのFire HD 8inchを特売の時に購入して使っています。フライト中にいろいろと操作するにはやはり外付けの方が便利。特売時は並の中華タブレットよりも安いし、ついでに漫画を読むときのカラーKindleとしても使うことができて便利に使ってます。

まずはXCSoarをPC上で使ってみて便利だと思ってきたらタブレット使って外付けの利用を考えてみてください。

 

(追記)

もう一つのフライトコンピューターの雄、 Navitar SeeYou Navigator も実はCondorに接続ができるらしいのですが、残念ながら USBドングル が必要とのこと。ただ、これが74€もするのでちょっと手が出ない。普通のBluetooth接続で通信できると楽しいのですが。。。

また、iPhone/iPad派の方は残念ながらXCSoarが使えません。代替えとしては上記のNavitar SeeYou Navigatorの他にはButterfly社の iGlide というアプリがあります。結構なお値段でFireタブレットが買えちゃう値段なんですがこちらのマップも結構地形を読み取りやすいので実機フライトでも使いたい方は選択肢になるかもしれません。


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