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グラフィック設定(2)
Japan Virtual Soaring Club
(2024/12/24 14:08:32)
グラフィック設定(2) (2021/11/29 14:38:27)
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グラフィック設定(2) (2021/11/29 14:38:27)
前項に続いてグラフィック設定についての説明です。
Setup画面GRAPHICSタブの下段のGraphics optionsの設定です。Setup画面の並びとは異なりますが私が気になる項目から書いていきます。
- Trees density:描画速度に影響するパラメーターとしてはMSAAについで大きなものとなるようです。描画速度を上げるためにまずこれを少し下げてみましょう。また、飛行機曳航時に木が邪魔でうまく離陸上昇ができない場合にこの項目を少し下げてからもう一度入り直すと木がまばらになって飛びやすくなることがあるので覚えておきましょう。
- Canopy reflections:キャノピーへの反射はフライト中の視界をむしろ悪くしてしまうので描画速度の確保のためには割り切って下げてもよいと思います。
- Visible distance:どこまで遠くが見渡せるかというパラメーター。ManualによるとCPUへの負担が大きいそうなので、描画速度に問題ある場合は少し下げて様子を見ると良いでしょう。
- Terrain mesh quality:地形高度の再現度。Manualによると、通常はsuper fineで良いが古くて非力なグラフィックカードの場合は下げたほうが良いということです。
- Terrain mesh fadeout:遠くの地形の再現度をどこまで表示するか。こちらも通常はlow (best quality)で良いが古いグラフィックカードの場合は下げたほうが良いとのこと。
- Objects level of detail:機体や地上の3Dオブジェクトをどのくらい細かく描画するか。地上の3Dオブジェクトは通常のものは3kmまで、APに付属したオブジェクトは20kmまで視認できることになっていて、逆にそれ以上離れると距離的に視認できる物体であってもモニター上にはでてこない。Japan-Eastのスカイツリーも3kmまで近づかないと画面上に現れてこないのはなんとも悲しいが、フライトやタスクチャレンジに影響しない物は表示しないことでグラフィック要求度を下げてくれている。こうした配慮はPCその物に大きなお金をかけなくて良いのでうれしい。
- Textures quality:Condorのマニュアルには何の説明もないがテクスチャー(衛星写真等から作成した地表の平面画像)の描画をどこまで細かく画面上に描画するか。
各項目で特に説明の無いものは私もその効果がよく分からないものなので、調整をする場合はそれぞれ自分の興味に合わせて取り組んでください。まずはすべて高画質でフライトをしてShift+Dでフレームレートを確認、ちょっと低いなと思ったら上記説明を見ながら各項目を調整してみてください。
なお、CPU内蔵グラフィックを使う場合はどうしてもVIDEO RAMに制限がでてしまうので3Dオブジェクトが多く含まれるシーナリーではエラーが出てフライト中でも突然落ちてしまうことがあります。そのようなシーナリーはフライトをあきらめるしかないので、その場合はCondor用のPCを新たに購入することを検討ください。(NT3)
(リンク) グラフィックボード/ハードウェア解説
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