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feed <飛丸日記 10月30日> 「38年目の出会い」 (2022/1/30 23:38:48)
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「ありがとう、フェリックス!」
離陸し、上昇気流を捉え、筑波山に向かう。
高度約800m、思わず大声で叫んだ。
フェリックス、今回購入したハンググライダーのドイツ人開発者である。

ハングを始めて38年が経つが、未だに飽きることはない。
いや、未だにわくわくである。
これまでにない感動に包まれている。

ハング歴38年、何故、こうも長く同じ事を続けられるのか。
恐らく、最大の理由は、機体性能の向上である。
残念ながら体力の衰えは否めない。
練習不足から来る技量の衰えも明らかである。
でも、ポイントは総合力。
それらを補っても十二分に余りある機体性能の進歩。
滑空性能だけでなく、コントロール性能も明らかに向上している。
「鳥の様に、自由に空を飛び回りたい。」
その想いに、また一歩近づけることが出来た。
自由に飛び回れる空間が、明らかに増えた。

新たに機体を買うのは、これで何機目だろうか。
競技で上を目指していた時は、かなりの頻度で購入していた。
3年前の機体では全く戦えない日進月歩の時代もあった。
ハング・メーカーや、MAZDAからスポンサードされていた時もあった。
ざっと数えるとその数11機。
固定翼と言われるオール・カーボン・ファイバー製になって3機目。
そして、今回、明らかに言えること
「38年目にして、最高のグライダーに出会う事が出来た」

ついでに、と言うと失礼だが、これ以上の宣伝はないだろう。
ドイツで修理等の技術を学び、輸入してくれている板さんにも感謝感謝。
フェリックスも板さんも私より一歳年上。
ありがたい時代に生まれたものである。

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