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feed <飛丸日記 11月27日> 「計画的 手当たり次第」 (2022/2/8 22:35:27)
210821 カナディアン八ヶ岳
211128 足尾 1
211128 足尾 2
201108 カナディアン福岡
201108 カナディアン福岡海岸
201108 カナディアン福岡海岸

調べてみると、2006年の大河ドラマだった。
「功名が辻」
オープニングで颯爽と駆ける女優。
彼女はあんなに気持ちよさそうに駆けているのに、何故私はできないのか。
その単純な理由で、乗馬を始めた。

ハンググライダーにダイビングx2
ゴルフに自転車、そして乗馬。
やりたい事を手当たり次第。
最近友達から「贅沢三昧!」のそしりを受ける
商社マンの給料は、週刊誌等に載ることもある。
まあ否定はしない。「小金持ち」である。

とは言え思い起こすと最初から「小金持ち」だったわけではない。
高3の9月、会社倒産の危機。
あの時のお袋の涙は忘れない。
鈍感な高校生でも流石に思った。「私は大学に進学できるのだろうか」
まあ、自営業とはそういうものである。

大学3年の時、我慢できず56万円で購入したハンググライダー。
借金は60万円まで、と何故か前から上限ルールを決めていた。
枠内である。
その後、昔バイト先でパチプロに教わった必勝法。
その通りにやって、3か月で完済したのは、私の自慢話の一つだ。

就職先を考えた時、給与の多寡は考えなかった。
入社すると、それなりに高月給。
残業146時間、実質200時間越えであり、当然でもある。

では、商社マンの給与は高いのが妥当なのか。
給与の妥当性はこれまた課題だが、一応の理屈はある。
若かりし頃の仕事は基本的には個人商店。
自分で仕入れ、物流を手配し、販売までを完結する。
取引先の開拓や、時に扱う商品すら自分で決める。
自己完結で自分が幾ら儲けたか、明白なのだ。
とは言え、周りのサポートが山程ある。
「会社の看板」、信用と資金力もある。
自分の力だと勘違いしてはならない。

それも会社全体がうまく行っての事である。
99年代後半、「早期退職制度」が導入された。
部長が辞め、課長が辞め、以前上司だった課長代行も会社を去っていく。
ブルネイ駐在時代、当時の社長と会食の機会があった。
舞台裏の話を聞く。「あの時は本当に危なかった。」
成程、一般社員には全く知らされないものである。

「静岡の我が社」のお話。
会社存続議論が株主間で大議論になっている最中、
社員さんの声を聞こうと全社員集会を行う。
今だから言えること。その温度差は驚きであった。

「情報開示をどこまでするか。」
経営に限らず、これまた「永遠の課題」である。
少なくとも私は、全容を知った上で、自分で物事を判断したいものだ。

再び「青山の我が社」の話。
部長課長が去り、やむなく30代半ばの私が事業会社の社長になった。
辞められた課長の代わりに急遽呼び寄せられた新課長、
その方とは、それからのご縁でお付き合いが始まるのだが、
今や「青山の我が社」の社長である。

「世の中、不思議なものである。」


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