ホーム >> RSSセンター >> 索切シミュレーションアドオン

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link Japan Virtual Soaring Club Japan Virtual Soaring Club (2024/12/24 14:08:32)

feed 索切シミュレーションアドオン (2022/4/10 8:26:56)

曳航時の索切れ対応練習用アドオンがでてたので紹介します。

LaunchReleaser

いつ起きるか分からない曳航時の索切れは模擬体験をして練習していつでも反応できるようにしておかないといけないのですが、Condorだと誰かに付いてもらっていきなりリリースボタンを押してもらうしかありません。でも、このアドオンがあれば「いつ切れるか分からないけど絶対切れる」という状況を作り出してくれるのでそれなりに練習になりそうです。とはいっても、絶対にこれでリアルのグライダーでも大丈夫とは考えないでください。あくまでインストラクターの指導を受けた上でのシミュレーションとお考えください。

では、使い方の説明をします。

1.アドオンのダウンロード/インストール

LaunchReleaser のページからLaunchReleaser.exeをダウンロードして、PC上の任意の場所に保存します。DL直リンクは こちら 。このファイルはGoogle Driveからダウンロードするのですが、exeファイルなのでWindowsでは確認できない怪しいファイルだとしてなかなかDLさせてくれません。よく分からない方は こんなページ を参考にDLしてみてください。

2.アドオンのスタート

Condorを立ち上げる前にLaunchRelease.exeをダブルクリックして立ち上げます。その後にCondorを立ち上げて自分が練習したいシーナリーでウィンチあるいは飛行機曳航を選択します。この時、まずは正対風でそれなりの風速のものにしておくと良いでしょう。また、事前に注意が出てきますが高度計の表示をMSLではなくAGLに切り替えることをお忘れなく。Condorでタスクを飛ぶときはMSLの設定で飛ぶことが多いのですが、索切れの練習には正しく地上高度を知ることが必要です。

3.索切れ条件の設定

これはそれほど難しいことはなく、上記の画面を見れば一目瞭然かと思います。Configureではどのあたりで索切れが起きるのか範囲を調整することもできますが、ウィンチまたは飛行機曳航いずれもAnyを選ぶと「どこで切れるか分からないけど絶対に切れる」という状況を作ることができます。Condorを立ち上げたら一旦LaunchReleaserのWindowはバックグラウンドに回ってしまいますが、Ctrl+Altキーを二回たたくと戻ってきます。設定した条件で曳航を開始するときはCtrl+スペースキーで曳航が始まります。

4.反復練習

この索切れ練習は通常のCondorオフラインフライトだと着陸するごとにフライトを終了してもう一度入り直さないといけません。以下のページを参考に自己サーバに接続したフライトにするとEscキーでRestartすることができるので何回も同じタスクでLaunchRelease条件だけを変えながら練習することができて便利です。

DSHelperの使い方

5.使用上の注意

先にも書きましたが、Condorを実機練習の副教材として使う場合は実機インストラクターの指導の元でお使いください。

 

微妙な高度での索切れはCondorでも結構緊張します。VRを使うとさらに緊張感が増すと思いますので皆さんのご参考になれば幸いです。

 

Naoki_NT3


execution time : 0.005 sec