ホーム >> RSSセンター >> 2022.04.15 ウクライナロシア定期

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link HoBBy 指向++ ブログ HoBBy 指向++ ブログ (2024/12/30 19:39:13)

feed 2022.04.15 ウクライナロシア定期 (2022/4/15 23:45:34)
この一週間ほどは、素人目には「大きく状況が変わったな〜」、と思える部分は、なし、、かな?

ただし今すぐではないとは言え、スウェーデン、フィンランドが NATO 加盟を数週間で決定するとのこと。今すぐではないにしろ、これはかなり大きな動きとのこと?もしそんなことになったらカリーニングラード(ロシア飛び地)の周りは全部敵になってしまうとか?加盟自体は順調なら 6 月ころとのこと?

相変わらずなのは、、
マリウポリは徐々に押されているものの完全には陥落せず(やっぱりゲリラ戦だからだろうか、、??)、
ロシアが集中して攻勢に出ようとしているウクライナ東部もまだ本格的な侵攻開始には至っておらず、
ウクライナ側による南部奪回も大きな進捗はなく、
ルーブルもそれほど変化なし。
あ、プーチンがガスをルーブル払にする、いやなら供給を止めると言っていた件も宙ぶらりんになり、オーストリアは 「外貨払が認められた」 とか言ってたりする(?)

ただしそうはいっても水面下(?)ではイロイロ起きていた模様、、

●4/11 にロシア鉄道がデフォルト
支払自体は 3 月だったらしいですが、債権者に確認したところ外貨建ての債務支払がなされていないとのこと。今回分を含めた債務の総額は 2 兆円とのこと?
ただしこれも例によって 「凍結された外貨準備」 が使えなかったとのことで、「支払うお金はあるけれど使えない」 という状況とのこと。

まあそうはいってもロシア鉄道を運営しているロシア政府がルーブルを売って外貨を得れば支払えるはずで、それをしないのは支払意思がない、と受け取れるという話もあり?
いずれにしてもこのデフォルトは良く聞くデフォルトとやや違うようで、資金繰りが苦しくなって破綻、ではないとのこと。

じゃあこの 「デフォルト」 に何か単語以上の意味があるのかと言われると、「債権を発行して海外から資金を調達するのが難しくなる」 ということですとか。確かに、回収できないのに新規で投資する人は居ないか。
... まあ、それ以前にもう列車の補修用の部品が手に入らない(カネがあろうがなかろうが)とのことで、半年以内くらいに鉄道は動かなくなるのでは?とか言われてたりしますが、、??

●4/12 スルコフ大統領補佐官が自宅軟禁(真偽不明)
私は全然知らないのですが、なんでも長年クレムリンの中枢に居た人物(灰色の枢機卿と呼ばれているとか?)で、2014 のミンスク合意にも関わっていたとか。
どういう経緯で逮捕〜軟禁されているのかまではわからないながら、このあたりの人物が粛清されているのはよほど内部が上手くいってないのでは?という憶測あり?

●同じく 4/12 FSB 第 5 局の職員 150 名超、粛清(真偽不明)
FSB って総勢何人いるのか知りませんが?(名簿 600 名分流出したという話もありましたが)、そしてどういう理由(建前)でこうなったのか?今後どうするつもり?と、いろいろと疑問はありますが、、

... ホント、戦争で攻め込んでいる側の国の内部事情とは到底思えない、、(^_^;)
一体どうなることやら、、
本当に「ロシアという国がなくなる」予感もあるかな、、攻めてる側なのに、、と思ったけど、日露戦争の時もそうだったか、、??

●4/14 巡洋艦「モスクワ」大破、4/15 沈没
どうやらオデーサの南で防空(射程数百km)を担当していたようで?ウクライナ側の発表によれば、開発〜配備したてほやほやの新型地対艦ミサイル「ネプチューン」で破壊したとのこと。

この規模の巡洋艦が沈められるのは第二次世界大戦以降でも 2 例目?くらいらしく、しかもロシアの首都の名前を冠した「旗艦」だったとのことで、物理的ダメージもさることながらロシアにとっては精神的ダメージもかなりだろう、との推測あり。

ロシア側は 「いや、これはウクライナのミサイル攻撃でなくて事故だ」 と言い張りながら、一方で 「ウクライナに報復攻撃すべきだ」 みたいなことを言っており、、相変わらずロシアの話は何一つ筋が通らない、、笑

戦況についてはこれによって 「オデーサへの上陸作戦が難しくなった」 「クリミアでの制空権に穴ができた」 という話もあるながら、このスキをウクライナ側が有効に使えるかどうかは、、私にはよくわからず。

●4/15 ロシアがアメリカの支援に対して 「予期しない結果をもたらす」 と警告
これに先立ち、アメリカが 4/13 に 800 億円程度の支援表明。ウクライナ東部での戦闘向けに機動力のあるものを提供すると。
・155mm 榴弾砲 18 門 + 砲弾 40,000 発
・AN/TPQ-36 対砲レーダー 10 セット
・AN/MPQ-64 対空レーダー 2 セット
・Switchblade (特攻ドローン) 300 機
・ジャベリン 500 発
・対戦車火気 1000 発
・M113 装甲兵員輸送車 200 両
・ハンヴィー高機動車 100 両
・Mi-17 輸送ヘリ 11 機
・無人沿岸護衛艦
・NBC(化学・生物・放射線)防護装備
・防弾チョッキ、ヘルメット 30,000 セット
・照準器、レーザー測距装置 2,000 セット
・C4 爆薬
・クレイモア指向性地雷

... ちなみにまだ、レンドリース法は下院を通ってないはずですけどね、、? (^_^;)

いずれにしても、ロシア側の反応はひどく薄い感じ。まあ実際のところ 「今の支援で参戦とみなす」 とは言いにくいでしょうかね、、?
「欧米を巻き込まないと制裁解除できない」(ゴルディアスの結び目作戦)というのもあるにはあるでしょうが、、正直なところそれどころではないのでは、、??(^_^;)

ちなみにフィンランド、スウェーデンが NATO に入ると言っている話に対しても反応は薄く、「核配備する」と言って核ミサイルを若干数動かしている模様?
... 確かに近くなれば迎撃されにくくなるのはわからんでもないですが、、既に核ミサイルを積んでいたと言われる戦闘機を飛ばしていたり、あるいはカリーニングラードもあり、潜水艦もあるのにこれって何か意味あるのか、、?(^_^;)

フィンランドだったか、「NATO に入るのもリスクがあるが、入らないのもリスクがあって変わらない」と言っていたのはまさにそのとおりな感じでしょうか、、ロシアはいきなり最後の核カードを切るしかなかったようですが、効果ナシ、、(^_^;)
というか全てロシアの自業自得で、あまりにマヌケ過ぎる、、(^_^;)

まあ計画通りにウクライナを数日で落とせてれば、フィンランド、スウェーデンで NATO 加盟論が出ても黙らせることもできたのかもしれませんが、、バクチの掛け金があまりにも高すぎたか、、(^_^;)

ちなみになんとなく、、何年か後にはウクライナも NATO に入っている気もします、、仮にロシアとの停戦協議で 「NATO には入らない」 と握ったとしても、ロシアのスキができれば(内戦が起きるとか、、)私がウクライナなら軽々とロシアとの約束を破棄して NATO に入るかな。。

●ロシアの中央銀行の政策金利が 20% → 17% に引き下げられたとのこと
これは先週の日記の直後だか直前くらいの話。割とルーブルが戻ってきたので、政策金利も元に戻そうとしている感じでしょうか、、?おそらくその影響と言われていますが、現在ルーブルがまた少し下がって 1 USD = 80 RUB くらい。割と安定はしている。(裏で防衛とかやってるのかは、知りませんが、、)
様子を見ながら最終的には侵攻前の 9.5% くらいまで落としたいんでしょうかね??どうなるか??

●ホントかどうか知らないながら、2021 年 8 月にロシアが日本と軍事衝突ことを大真面目に検討していたとかいう情報が流れる。
FSB の暴露文章と同じ出本の情報ですとか?なのでまあ、真偽不明なのですが。
実際のところどうなの?というところでは揚陸艦の戦力が足りないという話がありますが、、まあこれも何年か後にはどうなっているか、わからん話でもあるかなあ、、??


来週の動きは、、?そろそろウクライナ東部での戦闘が激化するか、、??

execution time : 0.008 sec