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2006年の1201㎞ウェーブフライトの時に、岩手山を超えて、八幡平まで行きましたが、ここまでのウェーブの実績はあります。その先はウェーブ未踏の地です。（たぶん）

明日27日は、強いエネルギーを持った低気圧と寒冷前線のおかげで、これまた強いウェーブが発生しそうです。

岩手山以北も、一部少し弱まる所もありますが、北海道までウェーブが繋がっています。この様な予想図はそう現れません。

特に、野辺地（青森市30㎞東）と恵山岬（函館40㎞東）の間の津軽海峡を渡る洋上飛行部分のウェーブの繋がり方は重要です。この図ではかなりしっかりと繋がっていますね。その先の内浦湾を渡って支笏湖までの洋上部分も少し弱いがまあまあ繋がっていて、支笏湖から札幌にかけての強いウェーブへと入れます。その先は直ぐに滝川スカイパークですね。

明日の衛星可視画像にどんなローター雲が写るか、非常に楽しみです。もしこの予想通りにローター雲が繋がって現れたら、最高ですね！北海道への飛行可能性が高い事を実際に示してくれる訳ですので。

ただし、明日の気圧配置は、寒冷前線通過時間が午前中であり、早朝から離陸して長距離飛行を狙うことができません。もし通過時間があと6時間早く、早朝からの飛行開始が可能であれば、明日の予想ウェーブの状況から考えて津軽海峡越えが可能と思われます。

しかし、これはあくまで予想図であり、飛べるかどうかの勝手な「皮算用」です。実際に飛行して、実際にゴールして、そこで初めて実績になります。

その実績を狙える次のチャンスには、ぜひ飛行を実施したいと思います。

みなさん、その時はまたよろしくお願いします。

市川博一