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春の東北の旅 その5 (2022/5/20 20:46:30)
道の駅 上品の郷で目覚めた朝…。
今日は雨です。
今朝は、まずここへ足を運びました。
大川小学校…。
2011年3月11日。東日本大震災の津波により、多くの児童が命を落とした場所です。
壊れた校舎は、辛くて私は写真撮影ができませんでした。ごめんなさい…。
この悲劇、以前よりどうすれば防げたのか、ずっと考えていたのですが…。
実は、この大川小学校の周りには、津波から安全に避難できる「高い場所」がありませんでした。
したがって、もともと避難場所として指定されていた、ここ大川小学校から、別の場所に避難するという決断ができなか
ったように、私には感じられます。
大川小学校にいた方々も、大きく意見が分かれて、山に登った方が良いという方もおられたようですが、お年寄りや小さ
な子供もいたため、足場の悪い危険な山には登る決断ができなかったようです。
もし、この大川小学校のすぐ近くの山に、登りやすい道が整備された公園を作っていたら…。
結果はまるで違っていたように思えます…。
実は…。
私、東日本大震災が起こる11日前に、このブログで「地震が起こるのでは?」という記事を載せていました→ こちら
自然の異変に気付きながらも、ブログに載せるだけで、他には何もしなかった…。
あの時、本当にもっとできることがなかったのだろうか…。
正直、今でも悩んでいます…。
この後向かったのは…。
石ノ森章太郎漫画館。
ここに来るのは初めてです。
無料エリアと有料エリアがありますが、是非、有料エリアを見ることをお勧めします。
仮面ライダーなどのヒーローものの紹介などあり、とても楽しむことができました。
石ノ森章太郎さんをはじめ、赤塚不二夫さんや藤子不二雄さんなどが、手塚治虫さんの誘いで「トキワ荘」というアパー
トで共同生活をしていたことは有名な話ですが、トキワ荘暮らしを体験された漫画家の方々は、どなたも「トキワ荘時
代が人生で一番楽しかった!」と言われています。
実は、皆さん、この時代が人生の中で一番貧乏をしていた時代…。
「貧乏していた時代が一番楽しかった…。」
なぜか?
おそらくなんですが…。
皆さん、この時が一番夢に向かって突っ走り、そして、その同じ夢を分かち合える仲間がいた…。
そんな仲間たちと互いに影響しあって、どんどん自分が成長していった…。
このことが、一番幸せなことだったんだろうな…。と、私は思います。
ここで印象深かった一枚の色紙…。
里中満智子さんが書かれたものですが、石ノ森章太郎さん自身は、ここの漫画館の完成を見ずして、この世を去っていた
んですね…。
この漫画館の完成が、どれだけ楽しみだったことでしょうか…。
目頭が熱くなりました…。
ちょっと会館の方に許可をとって、写真を撮らせていただきました。
ちなみに…。
実は私、石ノ森章太郎さんとは、全く無関係というわけではなく、以前、某ヒーローものを演じるため、いわゆる「スー
ツアクター」というものをやらせていただいたことがあります。
こんなやつ↓
ハンググライダーでの飛行シーンを担当しました!
(この衣装を着て、ハンググライダーで飛びました。視界が狭く、結構難しかった。)
この後は仙台に移動。
以前から来たかった、仙台城址にやってきました。
見事な石垣ですね!
お決まりの伊達政宗の銅像は…。
修理中でした…。
昔、「青葉城恋歌」というここを題材にした歌がありました。
なぜ「恋歌」なのかな?と思ったのですが…。
ここ、デートスポットだったんですね!
ちなみに、青葉城恋歌の歌詞は、この場所で、別れた恋人をしのぶ…。という内容でした。
仙台市内で、久しぶりに快活クラブでシャワーを浴びさせていただき、今夜の宿へ…。
泊りは、国見の道の駅です。
新しくてコンビニ併設、過ごしやすい道の駅です。
今夜の夕食は、ダッチオーブンで焼いたピザ。それとサラダです。