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<飛丸日記 3月26,27日> 「お袋安寧計画」 その2
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 3月26,27日> 「お袋安寧計画」 その2 (2022/5/25 23:19:44)
4月20日で84歳、実家で一人暮らしをしているお袋。
叔父や叔母、親戚が近くにいるものの、今回の様に頼ってばかりはいられない。
私自身、今回は「取る物も取り敢えず」帰省したが、そうそうできるものではない。
さて、どうしたものか。
人であれば必ず二人いる両親のケア問題。
夫婦であれば、4人である。
気付いてみると、今や私にはお袋しかない。
「遺産は要らない、だけど、両親の面倒は任せた」と言ってドバイに旅立った私。
気ままな次男坊である。
あれから10数年、兄貴が亡くなり、親父が亡くなり、
家業を継ぎ、そしてお袋と二人になった。
現実世界程、想像を超えたドラマはない。
さて、どうしたものか。
考える事はない。結論は明らか。お袋に全力投球である。
目標は何か。自分は何がしたいのか。
ふと気づく、ブルネイ駐在から思い立って追及してきたこと。
「幸せ追及学」 「人は、いや自分はどうしたら幸せになれるのだろうか」
宗教の本、心理学の本、能神経学の本等、いろいろ勉強してきた。
そうか、簡単な話だ。それをお袋に適用すればいいのである。
人は幸せをどんな時に感じられるのか。
「生活の基盤」が確保され、将来への「安心」があり、「繋がり」があり、
更に、「開放」「達成」「創造」と5つの要因がある。
人生におけるその時々で、それぞれの重要度が変わる。
先ず 将来が見える事。そこまでの「安心」が見渡せること。
ん、将来って、何時までだ?
私は「人生108歳計画」、これは医療の進歩も考えてのこと。
今の科学はそこまで来ていない。
よし、お袋の場合は 「人生100歳計画」かな。
そこまでの絵を考える。
「生活の基盤」、これは実家だけでなく、老人ホームも考える。
まだまだ長い17年、これから様々なステージがある。
老いは否めない、身体の具合により自ずと変わらざるを得ないだろう。
病院との関わり具合、距離感も変わって来る。
それも踏まえながら、その時々で、何が良いかを考える。
場所は、近所であること。
近くでないと、親戚や友人の訪問が容易に出来ない。
「繋がり」を保てない。
長年住んでいる実家に帰りたい、と言う時もあるだろう。
目安は タクシーでも実家と行き来できる距離かな。
どんなに立派な施設でも、離れた場所では行き来が出来ない。
老人施設について、いろいろと学ぶ。
そして実際に5つ訪問した。
金、土、日、三日間の緊急対応を終え、帰路に着く。
コロナ禍の中、入院中のお袋には会えない。
帰りの新幹線の中で、お袋宛に手紙を書く。
「お袋安寧計画」 本格始動である。
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<飛丸日記 3月26,27日> 「お袋安寧計画」 その2 (2022/5/25 23:19:44)
4月20日で84歳、実家で一人暮らしをしているお袋。
叔父や叔母、親戚が近くにいるものの、今回の様に頼ってばかりはいられない。
私自身、今回は「取る物も取り敢えず」帰省したが、そうそうできるものではない。
さて、どうしたものか。
人であれば必ず二人いる両親のケア問題。
夫婦であれば、4人である。
気付いてみると、今や私にはお袋しかない。
「遺産は要らない、だけど、両親の面倒は任せた」と言ってドバイに旅立った私。
気ままな次男坊である。
あれから10数年、兄貴が亡くなり、親父が亡くなり、
家業を継ぎ、そしてお袋と二人になった。
現実世界程、想像を超えたドラマはない。
さて、どうしたものか。
考える事はない。結論は明らか。お袋に全力投球である。
目標は何か。自分は何がしたいのか。
ふと気づく、ブルネイ駐在から思い立って追及してきたこと。
「幸せ追及学」 「人は、いや自分はどうしたら幸せになれるのだろうか」
宗教の本、心理学の本、能神経学の本等、いろいろ勉強してきた。
そうか、簡単な話だ。それをお袋に適用すればいいのである。
人は幸せをどんな時に感じられるのか。
「生活の基盤」が確保され、将来への「安心」があり、「繋がり」があり、
更に、「開放」「達成」「創造」と5つの要因がある。
人生におけるその時々で、それぞれの重要度が変わる。
先ず 将来が見える事。そこまでの「安心」が見渡せること。
ん、将来って、何時までだ?
私は「人生108歳計画」、これは医療の進歩も考えてのこと。
今の科学はそこまで来ていない。
よし、お袋の場合は 「人生100歳計画」かな。
そこまでの絵を考える。
「生活の基盤」、これは実家だけでなく、老人ホームも考える。
まだまだ長い17年、これから様々なステージがある。
老いは否めない、身体の具合により自ずと変わらざるを得ないだろう。
病院との関わり具合、距離感も変わって来る。
それも踏まえながら、その時々で、何が良いかを考える。
場所は、近所であること。
近くでないと、親戚や友人の訪問が容易に出来ない。
「繋がり」を保てない。
長年住んでいる実家に帰りたい、と言う時もあるだろう。
目安は タクシーでも実家と行き来できる距離かな。
どんなに立派な施設でも、離れた場所では行き来が出来ない。
老人施設について、いろいろと学ぶ。
そして実際に5つ訪問した。
金、土、日、三日間の緊急対応を終え、帰路に着く。
コロナ禍の中、入院中のお袋には会えない。
帰りの新幹線の中で、お袋宛に手紙を書く。
「お袋安寧計画」 本格始動である。
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