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feed <飛丸日記 5月5日> 「過程を楽しむ力」 (2022/5/29 23:41:25)
220505 お釜1
220505 お釜1
220505 お釜2
220505 十分一>古川
220505 宮城県色麻
220504 山形城
220504 天童駅
220508 安達太良山 山麓

25年位前、部長には「極楽とんぼ」と呼ばれてた、
今ならこれだけで「ハラスメント」の対象になりそうだが、まあ事実である。
「今までで一番楽しいゴールデンウィークだった。」
(また出ましたね、そのコメント。)「冨原さんって、過去最高が繰り返し更新されますよね。
とてもうらやましい、素晴らしいことだと思います。」
流石、ブルネイに2度遊びに来てくれたE嬢、よく知っている。
まあ、多分、「忘却力には自信がある」ので、昔の事を忘れているのだろう。
とは言え、今までやってきた事が成果として現れ、そしてまた将来の励みへと繋がる。
「楽しむ力。幸せを感じるテクニック」が向上したのは間違いない。

4月下旬になると田んぼに水が入って楽しく飛べない。
37年思い込んでいたこの考えは、昨年のGWに誤りだと気付いた。
昨年のGWは、福島盆地を越え280㎞飛ぶ為に、宮城県、山形県の下りられる場所を探し回った。
i行ってみると、なんとそこには田んぼに水は入っていないのである。
雪解け水の影響で、植え付けが遅いらしい。
一日だけ、山形縁南部の十分一山からフライトをする、
蔵王を目指し、敢え無く麓にランディング。
良し、来年は、十分一山から280㎞地点まで下見のフライトをしよう。
福島と宮城の県境の「壁を越えたらどうなるのか」大事な事である。

5月3日、強風の為、飛べない。風が弱まる谷間で、パラグライダーの立ち上げ練習をする。
5月4日、また強風。ルート上の最大の障害、山形空港周辺はどうなっているのか。
どうせなら、と自転車で37km、山形盆地を空港まで走る。
ポケットに一杯遊び道具が詰まっている。状況に応じて臨機応変に楽しむ。

迎えて5月5日。名付けて「お釜チャレンジ」の日。蔵王山頂の湖を上から見下ろす。
30年来の友達が経営するハング・ショップのイベントだ。
昨年来て一本だけ飛んだ時には、力尽きて蔵王の山麓にランディングしている。
今年は、先ず福島県境の山まで南下し、蔵王経由筑波山から280km地点を目指そう.
正直な話、お得意の大言壮語、まさかそのまま出来るとは思ってもみなかった。
眼下に広がる仙台平野。
下りられる場所、下りるべき場所は昨年入念に下見済み。
「準備万端、憂いなし」とはこの事か。
とは言え、最後は目標の280㎞地点まで届かず。
飛行距離も80㎞。
まあいいや、100㎞は明日飛ぼう。
「戦略的先送り」
昨今よく使っている言葉。
言い訳ではない。
置かれた状況を考え、その条件において最善を尽くす。
楽しみは後に取っておく。これも大事な「過程を楽しむ力」である。

5月7日、十分一山からパラグライダーで飛ぶ。郡山へのランディング探しのドライブ。
5月8日、郡山駅から安達太良山山麓を登り、福島駅まで63㎞、自転車で走破する。
そして、5月6日、長い長い私の話、この話は流石に次回へと分割します。

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