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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed 東京オリンピックへのお金の使い方 (2015/10/5 10:36:13)
先日、ハンドボールをやっていた選手の方達と話をしていた時、日本女子はアジアでいつも2位で、
いつも1位は韓国で、その韓国はいつも世界の大会でメダルを取ってくるのだ、
そしてその韓国にはいつも僅差で負けている。という話であった。
さて、その差は何なのかと話をしていた時に、「国のサポート力が段違いに違う」ということを行っていた。

韓国は一定の競技に、非常に力を入れていて、とことん国でサポートする一面がある。
以前、パラグライダーのフランスやスイスの国の取り組みなんかをブログでも紹介したのだが、
国によってスポーツに対して様々なサポートをしている。
理由は

「世界に向けて活躍する選手は 国の国益 になるから」

だということ。
少し話が違うかもしれないが、今話題のラグビーなど、実業団を持つ工場などは、
自分のところのチームが勝つと翌日には工場の稼働率が上がるという統計もあるんだとか。

しかし、日本は残念ながらスポーツに対して(特にマイナースポーツに関して)本当に
サポートが少ない。オリンピックの時に勝康来る選手がいて、時の人になるときだけ
政治家もその人を意識するようなことをいっていたりするが、はっきりいって実際には
オリンピックでメダルを取った選手でさえ、その後生活がままならない人がいたり、
世界に対して通用するだけの実力があるのに、資金的な問題であきらめたりする選手は数多い。

7年後のオリンピックに向け、新競技場の建設、エンブレム、そういったものを新設したり作るのは
大いに結構だと思う。それに関してお金が回り、経済が回るのもあるんだろう。
でも、私が思うに、そこまで突飛なデザインが必要なのか?
日本の良さは建築だけなのか?それよりも、その金額を最低限に抑え、その分の金額を、
オリンピック競技の選手たちにむけての例えば強化選手援助や、選手を育て上げる金額に当てられないものか?
あの競技場にかかる金額の10分の1でもそういったお金にあてられればオリンピックのときには
日本にメダルをもたらす選手たちが増えるのではないだろうか?
そして、それは日本の国を世界にアピールできる「国益」にはならないのだろうか?

残念ながら、そのお金はオリンピック競技にならないパラグライダーには回ってこないけど・・・・・。

最近のオリンピック騒動を見ていると、オリンピックとは何ぞや?と疑問に思ってしまうのであります。

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