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夏の北海道旅 8月19日富良野より苫小牧へ (2022/8/19 15:18:22)
昨夜泊まった中富良野キャンプ場は、とてもさみしかったです。
ここは昔、面白い光景を毎朝見ることが出来ました。
早朝、マイクロバスが現れて、テントの中から若者が出て来て、そのバスに乗り込むのです。
夕方、再びキャンプ場に、そのマイクロバスが現れたので、降りた若者に尋ねたところ…。
「富良野の人は、このキャンプ場に旅人が大勢いることを知っている。その労働力を当て込んで、マイクロバスで人集めに来ている。」と、教えてもらいました。
なるほど!それはお互いにいい話です。
若者たちも、旅を続けるうちに、ここが気に入り定住…。
お金が欲しいから、富良野で働く。
同じような仲間が集まり、彼らは一夏だけ、ともにここで暮らす訳です。
こんな環境って、結構今まで見えなかったものが見えたりして、多くのものを学ぶものです。
でも、このキャンプ場が有料になったことを境に、そんな若者たちがここから消えてしまいました。
そして今は、閑散としたキャンプ場に変わっています。
昔の中富良野キャンプ場は、もう戻って来ないのでしょうか…。
今日は、まず美瑛の丘をぐるっと回り、夕張に向かいます。
途中、占冠の道の駅で、
ダッチウエスト社エンライト ラージサイズです。
とても綺麗にメンテナンスされていたので、写真を1枚。
この近くの帯広市には、このストーブの総輸入元があります。
夕張についたのはお昼まえ。
ここに来たのは、財政破綻したこの町に、少しでもお金を落とす目的もあります。
まずは昼食をと、ライダーマップに載っていたバリー屋台を訪れたのですが…。
ここで、何気なくジンギスカン定食を注文。
まだ年端もいかない若い女性が、一人でこの店を切り盛りしていました。
出来上がったジンギスカン定食とともに、彼女は…。
まだあんまり知られていないジャガイモなんですが…。
そういいながら、左の一皿をサービスで加えてくれました。
おそらく、売り物にならない小さなサイズではありますが、一品としてくわえれば、ちょうどよいものになります。
彼女は、その後もとても気が付き、そのお陰で、回りのお客さんは、自然と和やかな空気に包まれました。
このお店は、また来たいと思いました。
この後、夕張の町を見て回ったのですが…。
閉鎖になった大きなホテル、ほとんど人の住まないアパートが目立ちます。
「これじゃ破綻するよ…。」
正直そう思いました。
夕張の行政に関わる方々には、大変失礼ながら、私は思うのですが…。
箱物ばかり建てて、問題を「お金」で解決しようとするのではなく…。
バリー屋台の彼女のように、まずはここに来てくれるお客様を愛することから初めてみませんか?
私はそう思いました…。
今日のお風呂は、当然、例の雑誌HOを使って、ウンニの湯へ。
半額で入らせて頂きました。
今日の泊まりは、道の駅ウトナイ湖です。
明日は、早朝から行くところがあります!