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feed 板倉レポート 8月27日(土) (2022/9/3 9:18:27)
事前の天気予報が目まぐるしく変わって不安定な日になるかと思われましたが、風は150°~一時240°~120°で、終日RW15で運航しました。ソアリング高度は2500ftから始まって14時ころには4000ftまで上がり、予報より良い結果を得られました。
本日は練習生ソロが参集して参加者はY塚さん,T澤さん,F本さん,A野さん,M野さん,F澤さん,M井夫妻,体験のN君、オーナー機はASW24, Disucs CS, LS4の3機が参加して、11時から17時まで26回の発航でした。
クラブ機はTwin IIが7発、Twin IIIが7発、Astirが5発で、ソロ練習生は3発づつ楽しまれました。
(当日最長フライトのASW24のフライトレポートは こちら

滞空は
 JA2485 ASW24 4+20
 JA767Y Disucs CS 1+52 , 1+47
 JA24UK LS4 1時間を2回
 クラブ機の最長は各機1時間前後
でした。

20220827_025112000_iOS
朝のラインナップ

discus
Discus CS(N村)
LS4
LS4(M目)
twinII
Twin II(Y塚、M原、T沢)
F澤、M井Kさん
Astir(F澤、M井K)
10. 
M山 M木
Dimona(M山、M木)

20220827_025300000_iOS
曳航機 JA4083 Husky(A田) 

G
ドイツからのお客様

11. H本
ハンガーではH本さんが整備作業 

 

ASW24フライトレポート


当日の想定として、次のことを考慮していました。

板倉に吹き込む風は、季節によって概ね五つの方向から流れてくることが多くなります。当日は、弱い南風が吹くことが予想されていました。このような風の時には、板倉近辺で対流の発生する場所としては、遊水地の南東、古河市近辺となることが多くなります。

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次にBlipmapの予報で、地上風を確認すると、関東は南風が吹いているが、板倉までは届いていないように見えます。
一方で、面白いのがウインドシェアを確認すると、風の先端で激しくなっていることが、確認できます。板倉近辺では、南東部まで届いており、対流は十分にあることが予想されています。

3

それと併せて、対流のトップの予報は、板倉近辺で4000ft弱、南東側に行けばトップは上がると予報が出ていました。

これらのことから、当日は、南風が吹き込み始める12時過ぎを待って飛行を開始することとしました。
  • 離陸してみると、雲底が3000ftであり、状況が良くなるまで、遊水地の南側で待つことにしました。
  • 13時頃になると、雲底がようやく上がり始め、更に古河から小山の先までクラウドストリートができましたので、それをたどって北東方向に飛ぶことにしました。
  • 小山市近辺まで来たところで、高度が4000ftから上がらないのでその先に行くことを諦め、大平山方面に戻ることとし、そこから佐野市経由足利市までを考えてみました。
  • その後、佐野市まで行ったところで、雲がつながらないため、大平山側に戻って、栃木市を経由して今度はクラウドストリートに乗って南下することとしました。
  • 遊水地の南端まで戻ってきたところで16時前だったので、着陸時刻を考えて最後に西に伸ばせるところまで行ってから滑空場に帰ることとしました。夕方であり、対流も落ち着き足利市まで行くことができました。
  • その後は雲に沿って、佐野市の北側から三毳山経由で滑空場に戻ってきました。
結果としては、予想通りの場所で予想通りの対流があった結果でした。
あと、大平山近辺は尾根沿いを飛んでいますが、これは上昇気流を追っていった結果であり、尾根を飛んだというよりも、上昇気流を追っていたら結果として尾根沿いとなってしまった感じです。風が南東から吹いているので、その風を受ける尾根沿いで対流が発生したものと考えています。


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