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この 1 周間ほどはしばらくぶりにあんまり動きがなく平和な感じ。しかしちょっとロシア側に変化の兆しがあったためメモ。

■ 1 周間前にウクライナ全土へのミサイルによるインフラ攻撃をしたものの、当面やめるとプーチンの発言あり。
まあ正直ロシア側の発言なんて 1mm も信用に値はしませんが、ただロシア国内向けとしては特に過激派にとってあまりに弱い発言であり、おそらく本当にやむを得ない事情があるのだろうというのが大方の見方。

それを裏付ける根拠としては、先週のミサイル攻撃の破片に「2019 年製」という記載が見つかっていて、通常は古いミサイルから順に消費する（ミサイルにも消費期限はあるため）ので、残弾数が推測可能、とのこと、、、いやあ、、世の中恐ろしいね！

ちなみにどういうことか、ロシア国内でのミサイル生産能力についても言及があり、3 発／月しか生産できないとの情報あり、、本当かどうか知りませんが、、、
その上でおそらくロシアが持っているミサイルは残り 100 発くらいでは？とのこと（先週撃ったのが 85 発）

しかし、、ミサイルの残弾数が残り僅かなことが知れ渡るとか、、普通だったら国家存亡の危機だぞ、、(^_^;)
まあそれでもロシアには核があるからそう簡単に攻め込もうという国はないと思いますが、、シリアとかアルメニアとか、ロシアを頼りにしている国にとっては夜安心して眠れないような恐ろしい話だ、、、

なお一応可能性としては、ロシアが情報を撹乱するためにあえて製造年月日の新しいミサイルを撃ち込んだ、と考えることもできるかもしれませんが、、まあ、そこまで考える脳ミソは（プーチンに）ないと思われる、、
今回の件で、次回からは工夫しようかということも考えられますが、まあもうあまりに遅いよね、、、（次回から撹乱しようにも 2019〜2022 しかないなら無意味。あるいは打刻を偽造する手もあるかもしれませんが、今更やってもどうせ偽造でしょとみなされる可能性大）


■ 動員は 11 月（中に？）一旦終えるとのプーチンの発言あり。
これも 1mm も信じられないながら、実際装備品がないことを考えると本当にどうしようもない可能性も考えられる。

■ ヘルソンのロシア側の知事が住民に避難指示を出したとのこと。ヘルソン市街地への攻撃が始まっているのだとか？
これをうけて（？）ヘルソンの上半分は来週中にでも奪還されるのでは？という話もあるながら？どうかな？楽観的に過ぎるのかどうか、、？？

■ ミサイルの在庫と関係があるかないかわからないながら、プーチンがウクライナの情勢について「控えめに言って芳しくない」といったとかどうだとか。
今まで「計画通り進んでいる」の一点張りだったところと比べるとなんと弱気な発言か。
ついでに停戦交渉もしたいみたいな発言もあったとかどうだとか？

まあただ、実際にプーチンが停戦したい意思を表明したのだとしてもおそらくはここからが長いかな？
私の勝手な予想では、、

【プーチンの要求（予想）】
今の実効支配のライン（現在「プーチンライン」と呼ばれる塹壕を建設中）まではロシア領としたい。おそらくヘルソンも。
ついでに NATO 加盟申請も取り下げて欲しい。
経済制裁の撤廃ないしは緩和。（これが一番かも）

【ウクライナ側の要求】
国境を 2/24 以前の状態に戻す。ついでにクリミアも返還要求。
NATO 加盟申請は取り下げない。（先に併合とかバカなことを言い始めたロシアが悪い）

まあそうはいっても、ウクライナにはスポンサーがいるので、スポンサーの意見も聞かないといけないとは思いますが。

いずれにしても交渉はそう簡単にはまとまらないと思われ、そうこうしているうちにどんどんロシア軍はウクライナ領から追い出されると思われる。
...... それにしても、開戦初期の頃の状況とは、なんと変わったことか、、、当時からは想像もできない、、

正直なところロシア側がなんだかんだ要求したところで負け側の要求が通る見込みは低く、ウクライナ側も疲弊しきっているならともかく、今は自信をつけてイケイケだし（支援も続々届くしレンドリースも始まったし）、
普通ならロシア側がかなり譲歩するべき局面ではありますが、プーチンの保身を考えると条件が飲めなさ過ぎる、、という感じですかね、、

... とすると、ロシアはまだまだ負けこむんでしょうね、、、

... ついでに言うとロシアが仮に負けを認めたとしても経済制裁はそう簡単に撤回されるかどうかわからず、もし重要なところで制裁解除されなければ北朝鮮と同じになる可能性が高いのかなぁ、、？
ま、戦前と同じレベルに戻るには 10 年単位で時間がかかるかな、、、（ロシア崩壊の可能性のほうが高い気はしますけれど、、）