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本日、19日夕方より消息不明となったパラグライダーフライヤーの捜索に加わりました。

残念ながら、本日3日目も、不明者を発見するに至りませんでした。

本日は、増員された消防、警察の方、さらに、民間ドローンスクールの方やヘリも加わり、捜索いたしました。

不明者が飛行したであることが考えられるルートは、ほぼほぼ歩き回りました。

ここで、不明者の使っていた機材の状態をご報告いたしますと…。

グライダー、ハーネスともに発見されており、そのとき使っていた不明者のヘルメットも、ハーネスと同時に見つかっています。

ただ、ゲットアップの足ベルトのバックルが解放されたままになっていました。

この状況から考えられることは…。

ゲットアップの足ベルトのバックルを留めないまま飛行した可能性が高いです。

そのため、飛行途中で、不明者がハーネスから抜け落ちたことが考えられます。

この場合、ヘルメットがハーネスに残されていたことについても、つじつまが合います。

同足尾エリアではフライト前のチェックについては、二人で行う、いわゆる「クロスチェック」が励行されています。

しかし、今回の不明者は、最後の一人としてフライトとしており、この場合、無線を使って、ショップ事務所にその旨報告の上フライトする決まりになっていました。

今回の事故の場合、不明者はゲットアップのベルトを留めないまま、無線だけでこのチェックが終わった旨報告した可能性があります。

引き続き明日も捜索は続けられます。

とにかく人手が欲しいため、協力していただける方を募集しております。