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link 飛行中年 飛行中年 (2024/5/20 21:18:27)

feed 能登から岐阜への旅…。その3 (2022/11/15 20:36:56)

昨夜は、郡上市の山の上にある和良の道の駅での宿泊…。

只今、改装工事中!

ここはとにかく水がキレイ!

道の駅の案内図を見てみると、オオサンショウウオの生息地らしいです!

どおりで水がキレイなはずです。

すごく興味がわいたので、ちょっと近くの川に、オオサンショウウオを探しに行こうか!と、思ったのですが…。

今の季節に、両生類がノコノコ歩いているはずがないことに気が付きます。

あ~危なかった。もうちょっとで、バカ丸出しするところだった!

 

今朝、一番で来たのが…。

金山巨石群!

ここは、こちらの方のブログで知りました!→ 正しい道を司る

物凄く興味が湧いたため、今回訪れてみました。

何気なく置かれた巨石ですが、実は…。

正確に正面が南を向いており、中央、左右の巨石のおかれている角度は…。

これまた正確に、冬至の前後60日になると、洞穴の中に日が差すものになっています!

更に…。

右側の巨石の背面の角度が、正確に春分の日、秋分の日、の日の光の角度に合致しています。

更に更に…。

冬至、夏至の日も正確に分かるように、他にも巨石が並べられ…。

更に更に更に、うるう年まで正確に計測できる巨石の並びもあります。

この巨石群が作られたのは、紀元前500~1000年前の縄文時代後期。

こんな昔に、これだけ正確な暦があったことが驚きです!

縄文時代後期というと、そろそろ農耕が行われていた時代です。

焼き畑農法による稲作も、既にこのころに始まっていました。

おそらく、金山巨石群の近くに、縄文時代に大きな集落があったに違いありません。

で、なければ、これだけ大きな巨石を動かせるはずがありません。

調べてみると、乙原という集落が、この巨石群の川下にありました。

現在は、ダムでかなり沈んでいますが…。

この乙原集落あたりは、なだらかな谷になっており、良い集落ができそうな場所です。

ここにもし、縄文時代の大集落があったとしたら…。

ここの住人は、季節ごとに変化する、谷の中の山影、日の照り方などを観察していたはずです。

そんなことから、農耕では、正確な暦が欠かせないため、太陽観測を正確に行うようになり…。

岩屋巨石群を、後世への財産として作ったんじゃないか…。

そんなことを私は考えながら、この巨石群を眺めていました。

 

金山巨石群を後にして、次にやってきたのは…。

杉原千畝記念館!

この方、6000人ものユダヤ人の命を救った方です。

ここも、上にご紹介した「正しい道を司る」というブログで知りました!

第二次大戦時、その命が危なかったため、ユダヤ人はポーランドに逃れていましたが…。

ソ連の進行とともに、いよいよポーランドも危うくなりました。

ユダヤ人の方々が生き延びる方法は、ただ一つ、リトアニアよりヨーロッパを脱出し、日本を経由。

ユダヤ人を受け入れてくれる、中国やアメリカ、オーストラリアなどの国に逃れるしかありません。

そのためには…。

まず、リトアニアの日本領事館で、ビザを発給してもらう必要があったのです。

その時に、ビザの発給にあたったのが、杉原千畝氏だったのです。

杉原氏は、日本の外務省に、ユダヤ人のビザ発給の許可を取ろうとしますが…。

しかし、外務省はそれを許可しません。

職務をとるか、人道愛をとるか…。

杉原氏は悩みますが、しかし、人道愛をとったのです!

日本の外務省の指示を無視し、杉原氏はとにかくユダヤ人を助けるために、ビザを発給し続けます。

当然、杉原氏は日本の外務省の指示で、その職を追われますが、その間作成したビザが約6000人分!

その方たちは、杉原氏のこの行為により、生き延びることが出来たのです。

 

もう、この杉原千畝記念館に入ってから、目頭が熱くなりっぱなし!

これほどの感動を味わったのは、何年振りでしょうか?

じっくりと記念館の資料を見ていきます。

小さな記念館で、300円で入館できますが、大きな感動を得ることが出来る場所だと思います。

ここは、是非皆さんも行ってみてください。

ちなみに…。

杉原千畝氏は、最終的には鎌倉に住みますが、実は、私も鎌倉に住んでいた時期があり…。

杉原氏の年表を見てみると、約2年間ですが、意外と近くに住まわれていたことが分かりました!

なんか、凄くうれしかった…。

 

この日はほかにも回りましたが、長くなったので、また次回!

 


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