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World Cup Super Final 2022 6日目
平木啓子の奮戦記
(2024/12/25 18:57:33)
World Cup Super Final 2022 6日目 (2022/12/14 8:39:29)
6日目。この日もそこそこ良いコンディションということでは94キロタスクが組まれました。スタート前に待っている場所は嫌いな荒れあれのホットスポットの台地でしたが、いやいやながらも耐えて、まずまずのスタートが切れました。その後は、一旦南西方向に出しスタート、台地に戻ってきて北東に行き、その後西南西に進み、その後大きく南に下がり、テイクオフ下のランディングに戻ってくるというコースです。スタート後、台地に戻ってきたあたりから、ザ・バッジェデブラボーなコンデションに突入し始めました。荒れっあれなコンバージェンス?吸い上げ?の中、みんなで歯を食いしばってアクセルガン踏み競争です。台地あたりから次のターンポイントを取って折り返してスリーキングと呼ばれる岩盤リッジまで40キロから50キロあるのですが、アクセル全踏みのままノーセンタリングで進みます。もう普通のフライトエリアならあり得ないです。こんな中、自分はと言えば、基本アクセル全踏みなんですが、急激な突き上げでヒーってなったり、目の前のグライダーがヒーってなるのを見たりした時についアクセルを緩めてしまうので、ちょっとずつ遅れてってしまいました。スリーキングと呼ばれる岩盤リッジあたりでトップとの差は2キロくらいかな?この辺りからセンタリングするグライダーもちらほら出始め、その中からリッジ沿いに進まずショートカットコースを選んだグライダーがいて、いい感じで進んでいるので私もそのコースを選択することにしました。ショートカットが功を奏してやがて先頭グループと合流、ヒャホーって感じで一緒に進みました。と・・・実はこの日、メインのナビゲーションに使っているスマホの充電が上手くいっていなくて、スタート直後からバッテリー残量50%とか出ていました。なので途中で西南西のポイントまで5キロくらい、ってのを見た後、省電力モードになって画面が暗くなったけど、省電のため放置していました。なんか左方向に進んでる感じするなーなどど思いつつも先頭集団を追尾することしばし。グループと一緒に雲底までガッツリ上げ、離脱した後、スイッチONしてスマホを見たところ・・・あれれ?ターンポイントまで7キロ???つーことは取り忘れてる?!トップグループに合流してハイテンションになってすっかりうっかり、取らずに先に進んでしまっていたのでした。。。なんちゅうミス。
慌てて折り返しましたが、その地点から西南西のポイントの最短地点までは超絶な山の中。行きはサーマルはありません。ターンポイントを取ってさっき上げた地点の近くまで戻ってきましたが、一人なのでサクサクっと当たりを見つけられません。降りられそうな場所は山奥にポツンとある村のサッカーグランドのみ。どうせ今から頑張ったとしてゴールしても点数低いかもとか一人で山奥に降りたら回収してもらえないかもとか、もう精神的に降りたいモードになってしまい、そうなるとあるはずのサーマルも見つけられず終了となってしまったのでした。ガクー。
でも降りた村は超よかったです!大勢の人に囲まれて大変でしたが、自分の携帯は電波が拾えず連絡できない・・・と困ってたら、俺のは行ける(電波1本でしたが)、とばかりにお兄さんが出てきて本部に連絡して回収をお願いしてくれたのでした。
その後、村の中心の教会までバギーのような車で送ってくれました。 グライダーを運ぶ時はみんな親切にしたいようで、取り合って運んでくれました。ありがたいですねー。助手席に乗せられて村のメイン通りを1周。「彼女はパラグライダーで飛んできた日本人だぜ」、的な内容と思われますが(スペイン語なので所々しかわかりません)知り合いの人に会うたびに嬉しそうに説明していました。教会の前で待っていたら、お水の差し入れやら屋台の食べ物やら色々持ってきてくれて、みんな本当に親切。携帯の翻訳機で日本語に翻訳して見せられた内容は「この村に来てくれてありがとう。光栄です。」だって。泣かせてくれます。
上がったり下がったり、イマイチな成績はこちらから。
この日は、韓国人の女の子の友達が大怪我をしてしまいました。かなり心配です。
残りは休息日+4日です。安全第一で精一杯頑張りたいと思います!
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World Cup Super Final 2022 6日目 (2022/12/14 8:39:29)
6日目。この日もそこそこ良いコンディションということでは94キロタスクが組まれました。スタート前に待っている場所は嫌いな荒れあれのホットスポットの台地でしたが、いやいやながらも耐えて、まずまずのスタートが切れました。その後は、一旦南西方向に出しスタート、台地に戻ってきて北東に行き、その後西南西に進み、その後大きく南に下がり、テイクオフ下のランディングに戻ってくるというコースです。スタート後、台地に戻ってきたあたりから、ザ・バッジェデブラボーなコンデションに突入し始めました。荒れっあれなコンバージェンス?吸い上げ?の中、みんなで歯を食いしばってアクセルガン踏み競争です。台地あたりから次のターンポイントを取って折り返してスリーキングと呼ばれる岩盤リッジまで40キロから50キロあるのですが、アクセル全踏みのままノーセンタリングで進みます。もう普通のフライトエリアならあり得ないです。こんな中、自分はと言えば、基本アクセル全踏みなんですが、急激な突き上げでヒーってなったり、目の前のグライダーがヒーってなるのを見たりした時についアクセルを緩めてしまうので、ちょっとずつ遅れてってしまいました。スリーキングと呼ばれる岩盤リッジあたりでトップとの差は2キロくらいかな?この辺りからセンタリングするグライダーもちらほら出始め、その中からリッジ沿いに進まずショートカットコースを選んだグライダーがいて、いい感じで進んでいるので私もそのコースを選択することにしました。ショートカットが功を奏してやがて先頭グループと合流、ヒャホーって感じで一緒に進みました。と・・・実はこの日、メインのナビゲーションに使っているスマホの充電が上手くいっていなくて、スタート直後からバッテリー残量50%とか出ていました。なので途中で西南西のポイントまで5キロくらい、ってのを見た後、省電力モードになって画面が暗くなったけど、省電のため放置していました。なんか左方向に進んでる感じするなーなどど思いつつも先頭集団を追尾することしばし。グループと一緒に雲底までガッツリ上げ、離脱した後、スイッチONしてスマホを見たところ・・・あれれ?ターンポイントまで7キロ???つーことは取り忘れてる?!トップグループに合流してハイテンションになってすっかりうっかり、取らずに先に進んでしまっていたのでした。。。なんちゅうミス。
慌てて折り返しましたが、その地点から西南西のポイントの最短地点までは超絶な山の中。行きはサーマルはありません。ターンポイントを取ってさっき上げた地点の近くまで戻ってきましたが、一人なのでサクサクっと当たりを見つけられません。降りられそうな場所は山奥にポツンとある村のサッカーグランドのみ。どうせ今から頑張ったとしてゴールしても点数低いかもとか一人で山奥に降りたら回収してもらえないかもとか、もう精神的に降りたいモードになってしまい、そうなるとあるはずのサーマルも見つけられず終了となってしまったのでした。ガクー。
でも降りた村は超よかったです!大勢の人に囲まれて大変でしたが、自分の携帯は電波が拾えず連絡できない・・・と困ってたら、俺のは行ける(電波1本でしたが)、とばかりにお兄さんが出てきて本部に連絡して回収をお願いしてくれたのでした。
その後、村の中心の教会までバギーのような車で送ってくれました。 グライダーを運ぶ時はみんな親切にしたいようで、取り合って運んでくれました。ありがたいですねー。助手席に乗せられて村のメイン通りを1周。「彼女はパラグライダーで飛んできた日本人だぜ」、的な内容と思われますが(スペイン語なので所々しかわかりません)知り合いの人に会うたびに嬉しそうに説明していました。教会の前で待っていたら、お水の差し入れやら屋台の食べ物やら色々持ってきてくれて、みんな本当に親切。携帯の翻訳機で日本語に翻訳して見せられた内容は「この村に来てくれてありがとう。光栄です。」だって。泣かせてくれます。
上がったり下がったり、イマイチな成績はこちらから。
この日は、韓国人の女の子の友達が大怪我をしてしまいました。かなり心配です。
残りは休息日+4日です。安全第一で精一杯頑張りたいと思います!
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