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ハンググライダーで飛んでいる人で、まあまあ上手いんだけど、時々、ポカや大ポカ(要は失敗)をする人は何に気をつけて飛べばよいのか。
takashiの独り言
(2024/12/30 19:38:44)
ハンググライダーで飛んでいる人で、まあまあ上手いんだけど、時々、ポカや大ポカ(要は失敗)をする人は何に気をつけて飛べばよいのか。 (2018/6/8 7:49:55)
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ハンググライダーで飛んでいる人で、まあまあ上手いんだけど、時々、ポカや大ポカ(要は失敗)をする人は何に気をつけて飛べばよいのか。 (2018/6/8 7:49:55)
ハンググライダーで飛んでいる人で、まあまあ上手いんだけど、時々、ポカや大ポカ(要は失敗)をする人は何に気をつけて飛べばよいのか。
元々人間は自力では空を飛べないので、簡単には上手に飛べないし、たくさん練習して上手に飛べるようになったとしても、自分のキャパシティを超える状況に遭遇したり、わずかな判断ミスが重なったりすると、大きな失敗に繋がったりします。スカイスポーツの失敗は危険が伴うので、失敗しない方がいいのは当たり前ですが、たくさん飛んでいくと、全く失敗しない、というのは不可能に思います。
まあ、私自身、あんまり人には言えないような大失敗を何度もやらかしているので、言い訳みたいに聞こえますが、私が特別、変わった思考の人間だとは思えず、私の若い頃と同じように、まだ経験値が浅い(おおむね、山飛び200本未満)段階で、いろいろなリスクに対して考えが及ばない若者(初心者)は多く見られます。
で、単に気をつけろと言われてもどうすればいいのかわからないと思うので、少し具体的に考えていきましょう。
多くの人は空を飛んでいる時は飛んでいない時に比べると頭の回転が鈍くなり、冷静な判断が難しくなります。過去に1000本以上飛んでいるようなベテランフライヤーがいつもそつなく上手に飛んでいるように見えるのは、飛ぶことに慣れていて、経験値の浅いフライヤーに比べると空中で冷静な判断ができるからです。そんなベテランでも熱くなり過ぎると周りが見えなくなって、失敗したりします。
私は、良くも悪くも飛ぶことが異常に好きなので、空を飛ぶことには慣れていますが、風が強かったり、山のローター域(乱流域)に入ってしまって、グライダーが暴れたりすると、やっぱり焦ります。そんな時は(どんな時でも、ですが)、その時の客観的な情報を集めます。風の強さ、風向き、乱流の度合い、現在の高度、着陸場までの距離、正規の着陸場に届かない可能性があるのなら、他の場所で安全に着陸できるところはどこか、などです。頭の中で整理するのが無理なら声に出して確認してもいいかもしれません。
そして、その状況で判断に迷ったら、自分の技量において、できるだけ安全な方の判断をしていくことが重要です。なぜなら、気持ち的に、いっぱいいっぱいで飛んでいたり、焦った状況で飛んでいること自体が、すでに危ない状況だからです。
ちょうど風を受ける斜面を見つけて、とりあえず楽に高度をキープできる状況になったり、降りそうな状況からサーマルにヒットして、ひとまず安心できる高度まで上がったりすれば、少しは乱れた心が落ち着き、またフライトを楽しむ余裕が生まれるでしょう。
まあ、高度がなくなったら降りるしかないので、ランディングすることに集中しましょう。ランディングはいろいろな情報を自分で判断し、的確な操作で上手に高度を落としていかなければならない難しい技術だと思います。
テイクオフもランディングも、いつも同じ風が吹いていればそれほど難しいとは思いませんが、実際には、いつも違う風が吹いています。
技術の鍛練に終わりはないように思います。
だらだら書いたわりには、まとまりがなくてすいません。
若者にたくさん飛んで上手くなって欲しいけど、事故は起こしてほしくない、おじさんの独り言でした。
元々人間は自力では空を飛べないので、簡単には上手に飛べないし、たくさん練習して上手に飛べるようになったとしても、自分のキャパシティを超える状況に遭遇したり、わずかな判断ミスが重なったりすると、大きな失敗に繋がったりします。スカイスポーツの失敗は危険が伴うので、失敗しない方がいいのは当たり前ですが、たくさん飛んでいくと、全く失敗しない、というのは不可能に思います。
まあ、私自身、あんまり人には言えないような大失敗を何度もやらかしているので、言い訳みたいに聞こえますが、私が特別、変わった思考の人間だとは思えず、私の若い頃と同じように、まだ経験値が浅い(おおむね、山飛び200本未満)段階で、いろいろなリスクに対して考えが及ばない若者(初心者)は多く見られます。
で、単に気をつけろと言われてもどうすればいいのかわからないと思うので、少し具体的に考えていきましょう。
多くの人は空を飛んでいる時は飛んでいない時に比べると頭の回転が鈍くなり、冷静な判断が難しくなります。過去に1000本以上飛んでいるようなベテランフライヤーがいつもそつなく上手に飛んでいるように見えるのは、飛ぶことに慣れていて、経験値の浅いフライヤーに比べると空中で冷静な判断ができるからです。そんなベテランでも熱くなり過ぎると周りが見えなくなって、失敗したりします。
私は、良くも悪くも飛ぶことが異常に好きなので、空を飛ぶことには慣れていますが、風が強かったり、山のローター域(乱流域)に入ってしまって、グライダーが暴れたりすると、やっぱり焦ります。そんな時は(どんな時でも、ですが)、その時の客観的な情報を集めます。風の強さ、風向き、乱流の度合い、現在の高度、着陸場までの距離、正規の着陸場に届かない可能性があるのなら、他の場所で安全に着陸できるところはどこか、などです。頭の中で整理するのが無理なら声に出して確認してもいいかもしれません。
そして、その状況で判断に迷ったら、自分の技量において、できるだけ安全な方の判断をしていくことが重要です。なぜなら、気持ち的に、いっぱいいっぱいで飛んでいたり、焦った状況で飛んでいること自体が、すでに危ない状況だからです。
ちょうど風を受ける斜面を見つけて、とりあえず楽に高度をキープできる状況になったり、降りそうな状況からサーマルにヒットして、ひとまず安心できる高度まで上がったりすれば、少しは乱れた心が落ち着き、またフライトを楽しむ余裕が生まれるでしょう。
まあ、高度がなくなったら降りるしかないので、ランディングすることに集中しましょう。ランディングはいろいろな情報を自分で判断し、的確な操作で上手に高度を落としていかなければならない難しい技術だと思います。
テイクオフもランディングも、いつも同じ風が吹いていればそれほど難しいとは思いませんが、実際には、いつも違う風が吹いています。
技術の鍛練に終わりはないように思います。
だらだら書いたわりには、まとまりがなくてすいません。
若者にたくさん飛んで上手くなって欲しいけど、事故は起こしてほしくない、おじさんの独り言でした。
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