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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed 初めての国、パキスタンへの旅路 (2015/10/19 10:48:34)
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働いていないと思われていることがありますが、私は一応パラリーマンです。
現在2足の草鞋を履いているわけです。

で、何故か会社ではこのテキトーな英語力によって、海外案件を仕事に持ち、
今回縁もゆかりもないパキスタンへ行くことになったのです。

海外に行くことには全く抵抗がない私ですが、パキスタン。うーん、どこ?
から始まるわけですが。


世間を騒がせているアフガニスタンの隣国です。
ちなみに 外務省のページ では綺麗なオレンジと赤で彩られております。

さて、今回のパキスタンレポートには、パラグライダーは出てきません。
あしからず。

参考になるかはわかりませんが、もしパキスタンに行こうというのであれば、今回の航路は
成田→ドバイ(アラブ首長国連邦)→カラチ(パキスタン)→ファイサラバードという経路できています。
いや、ファイサラバードに観光には間違っても来ないと思うけど・・・・・。

今回フライトは取引先から準備されているので、いつもスターアライアンスのフライトを使うのですが、
スカイチームのエミレーツ、そしてパキスタン航空を乗り継ぎ。
成田でも第2ターミナルを使うので、最初からなんだかいつもと違う勝手です。

22時発のドバイ行きににのり、11時間の飛行を終えてドバイ、そこで4時間待ってカラチへの乗り継ぎ。
それにしても、空港も飛行機も、暑い国の人はこれでもかとクーラーをけかまくります。
少し厚めのジャケットをもってきて正解。
あれでは飛行機で風邪をひいてしまう。


結局最終空港まで上着を脱ぐことのなかった私ですが、アラブ、パキスタンは、この時期でも日中は30度を
越える暑さだそうです。それはこれから感じていくんだろうけれど・・・・。

長い旅路でようやくパキスタンのカラチにある国際空港に到着。

現地表示もアラビック文字になってきて、いよいよ雰囲気が出てきます。
セキュリティーがあるんだかないんだかわからない空港で一人の韓国人に出会いました。


金さん。彼も同じく仕事でパキスタンにこれから2ヶ月入るそうで、カラチでのフライトの待ち時間、
仕事の話(彼は発電施設の仕事をしているらしい)など、とにかくいろいろと話をしました。
でも、パキスタンでは、施設からあまり出ることはなさそうだと、残念そうな感じ。
私と同じく、治安に不安を持っているのです。

空港で我々が話をしていると、隣に座ったパキスタン人も話しに加わり、宗教の話へ。
彼は熱心なイスラム教徒。
98%がイスラム教徒のパキスタン。私は彼らの宗教観を実際に始めてちゃんと聞いたので、
内容は非常に興味深いものでした。共感しうる部分としえない部分があるなと思ったわけです。
それよりも、彼が熱心に話し始めれば話し始めるほど、時差ぼけには心地よい睡眠への誘惑に
なっていたけれど・・・・・。


そして金さんとは別れて最後のフライト。
ファイサラバードへの飛行機に乗り換え。

カラチからは2時間ほど。
ちなみに首都イスラマバードからは300kmほど離れた工業都市です。


飛行機から見える景色は茶色一色。
乾いた大地が永遠と広かっています。
でも、その地形をみながら、あ、この尾根を伝っていくと100kmは楽勝にとべるな。
とか、あ、こんな地形でとんだらどういう風に飛ぶんだ?とか考えていた自分がいたわけです。

さて、空港についてまずはトイレへ


おーーー、トイレットペーパーの変わりに壷・・・・・・。
さぁ、パキスタン入り。


現地でのガイドの2人に合流して車でホテルに向かいますが。
日本で彼らにセキュリティーは大丈夫かと聞いたところ、
「トヨタのランクルで迎えに行くから問題ない」
という答えが返ってきていたことを思い出した。
いや、車種は聞いてないし。とか思ったのだが。



ちゃんと黒光りするランクルで迎えてくれた彼ら。
しかし、このランクルがこの地ではとんでもない高級車だったことが10分後にわかったのである。

ホテルまでは空港から通常30分の距離だというが・・・・・
空港から人が増えてきたと思ったとたんに渋滞。

そしてこの交通はカオスである。
以前、中国に行ったとき、交通に関して無法地帯だと思っていたのだが、
ここでの交通に比べればあそこはまだ非常に秩序があったのだと思わざるを得ない。

まず、同じ車道に、トラック、バス、乗用車まではとうぜんとして、
三輪タクシー、バイクがその隙間という隙間を縫っていく。だけでなく、
ロバの馬車、自転車もが、その中を車線関係なく走り、
しかも交差点には信号がないから、曲がりたい通行者たちは、隙間があれば車道に割り込むので、
いたるところで渋滞が起きている。
秩序はここになく、テクニックと度胸と慣れで運転しているとしか思えない。


当然トラックやら馬車やらはこれでもかという荷物を載せて、バイクは私が見た最大乗員は5人だった。
ということで、空港からホテルまでは1時間半を要したのだが、見るものに飽きない旅路。

ようやくホテルにたどり着いて遅い夕飯


日中、ランニングするのに外に出るのは大丈夫かと聞くと、さすがに外には出るなという。
この日はすでに時差ぼけ気味.

食事をしてベッドで横になると、いつの間にか寝てしまっていたのである。

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