RSSHEADLINES SKYSPORTS

昨年のGWのこと、十分一のパイロット達がこぞって蔵王山のお釜に詣でた。
TV取材では3000mからの迫力ある映像をスタジオ解説、PGの魅力全開。送られてきた動画を見ながら地団駄踏んだのは紛れもない事実。

チャンス到来、GW中日に十分一エリアにやってきた。
リジットのトミーも蔵王越えにやって来ていた、午後から西風強風になる前に蔵王連山を越えなければ

途中の山形空港アプローチ航路を避けて南側を2000以下で通過し、ようやくライザースキー場が近付いてきた。ここから先は降ろす場所が限られるからじっくり攻めたいが時間がない、みるみる風速が上がってきてる

当たりー、一緒にスタートしたH生さんと一気に2600雲底へ。
藍色に光輝くお釜が見えてきた、XC申請では宮城方面へ越える計画を提出してきた。果たして越えられるのか？、シンクに捕まれば降ろす場所はズブズブの田んぼだな。

宮城側の行く手に雲が出来はじめた、意を決してお釜上空を通過、ライブトラックを見てる観客達から声援が聞こえた気がした。
やったー、これでお釜クラブの仲間入りだぜ

宮城側では抜群のサーマルで雲底、海風とのコンバージェンスを伝って距離を伸ばし、予定していた仙山線まで余裕の高度で到達


泉ヶ岳へは雲が延びてないので厳しいか、北へ距離を伸ばしてよいが夕方からのミーティングに遅れてしまう。

1000m程をのんびり降ろして愛子駅近くの休耕田へランディング、電車の時刻までゆっくり畳んでると男性が興奮してやってきた。
なにやら洋行帰りのIT技術者、僕もやりたいんですと持ってきたパンフレットは赤湯町のパラ表紙、この写真に写ってるのは僕ですと。普段はセスナで米国の空を飛んでるとな、ぜひ始めて欲しいなーパラグライダーを。