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link 飛行中年 飛行中年 (2024/5/21 17:25:08)

feed 2023年東北の旅 4日目 (2023/5/16 20:21:12)

釜石市ウノスマイトモスで目覚めた朝…。

思った通り、ここは車中泊に最適でした!

列車も、夜8時くらいが最終だし、今回は他には駐車場に車はなし…。

ぐっすり寝かせて頂きました!

 

今日は、出来心でいきなり予定を変更!

再び、山の方へ進路をとり、昨日行った遠野を通り過ぎて、秋田県は十文字を目指します。

十文字の道の駅です。

ココは、きれいなトイレに、充実した販売所があります。

掘り出し物も結構あるので、ここでしか買えない、秋田名物を物色します。

 

その後は、無料で走れる湯沢横手道路をひた走ります…。

それにしても天気がいいですね!

 

やってきたのは、山形県舟形町。

ここは平成4年に、東北中央自動車道の工事中に、偶然「縄文の女神」が出土した場所です。

この土偶ですね!

私、この土偶、完成された美しさを持っていると思うんです…。

抽象化された形に、均整がとれたプロポーション。

そして、何といっても驚いたのが、腕が省略されていることです。

どうして、こんな美しい姿を持つ土偶が存在しているのでしょうか?

不思議でたまらないのです…。

天を仰ぐその姿より、おそらくこの像は、神に対する畏敬の念を表しているのだと思います…。

この縄文の女神のことを、もっと知りたくて、今日はここまで来てしまいました!

 

まずは、この土偶が出土した場所へ…。

西ノ前遺跡です。

ここの遺跡は、現在、その上から土がかぶせられて保存されています。

ちょっと小高い丘になっていて、どうやら集落があった場所のようですね。

 

この縄文の女神が、他の土偶と一線を画するのは、完全体で発掘されたこと…。

縄文時代、土偶は呪術に使われた可能性が高く、どの土偶も壊された状態で発掘されています。

しかし、この縄文の女神は、壊されていなかった…。

おそらくですが、他の土偶と違い、信仰の対象などとして使われていたように、私は思います。

そんな風に、この縄文の女神に対し、いろいろと想像を巡らせて考えてみることが、たまらなく楽しいのです!

 

この近くにある、舟形町歴史民俗資料館にも行ってみます。

小さな資料館ですが、係の方が、丁寧に説明して下さいました。

この舟形町で、縄文の女神が出土したことに、誇りを持たれているようです。

ここでは、縄文の女神のレプリカと共に、先ほどの遺跡から出土したものが、展示されています。

 

じっくりこれらの資料を見た後は、直ぐ近くにある若鮎温泉にゆっくりつかります。

 

この後、本日も新しい車中泊ポイントへ…。

尾花沢市 徳良湖公園駐車場です!

ここは、きれいなトイレに、水場、更に、200メートルのところに市営の銭湯もあります。

平日にもかかわらず、既に先客の方がいらっしゃいますね!

これほどのロケーションなら、当然かもしれません…。

 

陽気が良いので、リアゲートを開けて、夕食を楽しみました!

 


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