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JP Sat. Flight6月のフライト (2023/5/28 13:07:12)
さぁ、6月はいよいよ新しいJapan-Kyusyu公開記念のタスクを展開します。皆さん、準備をよろしくお願いします。 他のJapanシーナリーと同じくCondor Club版(低解像度だが連続性の高い画像。データ量かなり小さい)とJVSC版(高解像度だが写真ごとに色むらがある。)の二種類あるのでお使いのPCの性能や好みでいずれかをお使い下さい。サーバーへはどちらのシーナリーを使っても参加することが出来ます。
シーナリー紹介文のほうにも書きましたが、既存の滑空場の再現にあたり多くの方からご助言をいただきました。改めて皆さまにお礼申し上げます。しかしながら、まだまだ改良すべきところはあると思いますので、引続きご意見・ご要望をどしどしこのフォーラムへお寄せ下さい。
さて、JP Saturday Flightの参加者数が停滞しています。この九州シーナリー公開を機にぜひ九州関係者の参加を期待するところです。オンラインサーバへの参加は慣れないとちょっとハードルが高いかもしれないので別途解説記事を載せますので参考ください。サーバへの参加練習用に5月29日から6月2日までお試しFree Flightサーバを回そうと思いますので気軽に試してみて下さい。久住・白川はウィンチ、阿蘇場外からは飛行機曳航、いずれもタスク無しで作っておきますので、各滑空場の地形慣熟にお使い下さい。
では、6月タスクの解説です。6月はStandard
Classとします。バラスト積んだフライトにあまりなれていない方はまずは水バラスト半分搭載でのタスクチャレンジをすると良いでしょう。また、Condorにデフォルトで付いているGenesisは性能が悪いうえにちょっと癖のある機体なのでDiscusかLS8neoを購入の上参加することをお奨めします。
【Japan-Kyusyu 第一週 6月3日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Japan-Kyusyu グライダークラス:Standard class
スタート高度:1,100m(海抜) ゴール高度:200m(海抜)
タスク距離:176.3km
Condor Clubのタスクページは こちら
九州グライダー界でおなじみの白川滑空場を起点とするタスク。いきなり海を渡って雲仙岳に向かった後、ぐるりと回ってから白川滑空場に戻ってきます。今回はウィンチ曳航で始まるのでR/Wに入ってきたらすぐに曳航が始まります。心の準備をしてから入場しましょう。ウィンチ曳航だと離脱高度が低いのでスタート高度に上げるのに少し時間がかかりますが素早く回りを見わたしておいしい積雲に向かって飛んでいって下さい。うまくサーマルを掴むことができなかったら一旦R/Wに着陸してリスタートすると良いです。スタート後はすぐに海の上に行くのですが海を渡る前にしっかり上ってから行かないと届かないかも。また、向かい風で山に向かっていくので風向きをしっかりと見て山の裏側に入ってしまわないようどこの積雲でサーマルを掴むべきか良く考えてフライトして下さい。Condorでも風向き・山・自機の位置は常に意識しながら飛びましょう。
【Japan-Kyusyu 第二週 6月10日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Japan-Kyusyu グライダークラス:Standard class
スタート高度:2,000m(海抜) ゴール高度:1,000m(海抜)
タスク距離:178.2km
Condor Clubのタスクページは こちら
第二週はは日本山岳滑翔の発祥地、久住滑空場からスタートします。タスクマップ上では標高809mと表示されるのですが、R/Wは斜面になっているので発航点の辺りは高度計を見ると800m弱の標高です。着陸の時はそのあたりご注意ください。また、今回も目の前の久住連山においしそうな積雲が見えているのですがそちらに近づいていくと山の風下側沈下帯に入ってしまう可能性が高いので要注意。
TP1は阿蘇の火口をこえて向こう側の外輪山にあるMt.
Kanmuri(冠ヶ岳)、TP2は傾山、TP3は日出生(ひじゅう)ダム、そしてゴールは久住滑空場。R/Wは斜面で少し凸凹しているので、久住滑空場をよくご存知の方は発航地点ではなく西側道路の向こう側のD着陸帯に進入すると着陸しやすいかもというところです。
【Japan-Kyusyu 第三週 6月17日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Japan-Kyusyu グライダークラス:Standard class
スタート高度:1,100m(海抜) ゴール高度:300m(海抜)
タスク距離:169.3km
Condor Clubのタスクページは こちら
第三週は観光地巡りのタスクですが、発航・スタート地点の朶の原(へごのはら)バーチャル滑空場。平戸の辺りにリアルの空港がないのでどこか良いところがないかと平らなところを探していたら面白い地名を見つけたのでそこに架空の滑空場を作ってみました。6月後半のタスクはいつものように離脱高度700mの飛行機曳航にするのでスタート高度まで上げるのが少し楽になると思います。
まずは生月島に渡って長く連なる断崖を観光しながら先にある大バエ灯台(TP1)を回ってきます。その後は一旦国見山(TP2)に寄ってから、佐世保の針尾送信所(TP3)に向かいます。これは第二次世界大戦時の巨大な3本のコンクリート建造物。当時は3本の塔の先端がアンテナ線で結ばれていて有名な「トラ・トラ・トラ」の送信をしたところだとか。TP3の後はずっと南下して軍艦島(TP4)観光した後、ゴールの天草空港まで海を渡っていきます。ゴール高度は300m、空港は標高101m。(どなたか軍艦島の3Dオブジェクト作ってくれるとうれしい。)
【Japan-Kyusyu 第四週 6月24日】
サーバスタート:21:00 エントリー時間:20分
シーナリー:Japan-Kyusyu グライダークラス:Standard class
スタート高度:2,000m(海抜) ゴール高度:1,000m(海抜)
タスク距離:178.9km
Condor Clubのタスクページは こちら
6月Japan-Kyusyu最後の週はまたリアルな滑空場にもどって阿蘇場外離着陸場からのタスクです。TP1は佐賀空港、TP2は九州自動車道の鳥栖ジャンクション、そしてスタート地点の阿蘇場外に戻ってきます。最終レグは標高がどんどん上っていきます。ファイナルグライドはどのあたりからになるでしょうか。
なお、阿蘇場外は本当は1%の勾配があるのですが、R/Wに勾配があるとCondorでは飛行機曳航が出来なくなってしまうので敢えて標高837mの真っ平らな滑走路に仕上げてあります。どうか御容赦ください。
さて、この九州シーナリーを作っていて思ったのですが、これまで私が作った他のシーナリーと比べてあまり高い山や切り立った地形がないのでつまらないのかなと思いきや、Condorでのフライトは結構楽しく飛べています。連なった高い山はないのですが全く平坦な地形でもなく適度な凸凹があって楽しいです。また、西半分、長崎県や佐賀県は半島が入り組んでいて海に囲まれているものの、かといってぽつんと離れた島ではなくて海を渡ればすぐ向こうの陸地に届きます。海外の既存のシーナリーと比較してもユニークなCondorシーナリーが出来たのではないかと喜んでいます。皆さんも楽しんでいただけましたら幸いです。
Naoki_NT3