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link Japan Virtual Soaring Club Japan Virtual Soaring Club (2024/12/24 14:08:32)

feed オンラインフライトの勧め:タスクサーバーへの入り方(まとめ) (2023/5/31 20:13:33)

 Japan-Kyusyuシーナリーを公開したので6月はJP Saturday FlightでもJapan-Kyusyuのタスクを回します。これまでJapanシーナリー公開のたびに新規参加者を募ってきましたが、九州グライダー関係者もこれを機会にぜひ参加ください。

 ただ、Condorのオンラインフライトはどうも敷居が高くてという方、まだ始めたばかりの自分の技量でレースに参加していいのだろうかと思っている方も多いと思いますが、Condorの場合は本物のグライダーのレースと違って何時間かかってもアウトランディングしてしまっても誰も困りません。また、不整地で着陸を失敗してもパイロットは怪我もしませんし機体の修理も必要ありません。本物のグライダーと同じく安全なフライトをこころがけ、粗暴な操縦で他の機体に衝突するようなことをしなければ誰でも参加可能です。うまい人たちの胸をドーンと借りて、同じ気象条件で他のパイロットがどんな風に飛んでいくのか、毎回フライトをするたびに復習していくとどんどんうまくなっていきます。JP Saturday Flightの常連の方でも参加し始めた当初は他のパイロットの2倍の時間をかけて飛んいた方が、参加を続けているうちにどんどんタイムが短くなって今ではすっかり上位陣に食い込んでいます。臆することなく参加ください。

 一方、オンラインサーバにどうやって接続したら良いのか分からないという方もおられると思います。Condorは一般のオンラインゲームとは一風変わった接続の仕方をするので戸惑ってしまいます。これまで幾つか説明を書いてきましたが、この接続方法について以下まとめてみますので参考いただければと思います。


1.オンラインタスクサーバへの入り方:
https://virtualsoaring.club/community/postid/59/

 まずは、一旦Condorを終了してからブラウザでサーバーリストのページを開きます。そしてリスト上の入りたいサーバのJoinボタンをクリックするとCondorが開いて自動的にサーバー接続画面に入っていきます。そうするとそのままタスク説明画面が開くのでタスクの確認、機体の選択/バラストの設定後、Start FlightでR/Wに入っていくことが出来ます。なお、この一連の手順の途中でジョイスティックのボタン割当や画面の解像度設定の調整は出来ないので、Condorを一旦閉じる前に全ての設定を済ませておいてください。

2.フライト前のタスク確認/スタート
https://virtualsoaring.club/community/postid/69/

 サーバーに接続した後もR/Wに入るまで意外とやることが多くて忙しいです。慣れないうちはR/Wにはいってからしまったと思うことも多いですし、やり直しをする時間がなくなったりするのでプリフライトチェックリストを作ってみるのも一案です。

3.Condorの飛行機曳航はなぜ難しい?
https://virtualsoaring.club/community/postid/313/

 慣れないうちはしっかりと曳航機の動きを見て追従していきましょう。余裕が出てきたらMapを使ってR/Wやスタート地点との位置関係を把握しつつ、サーマル旋回をしている他の機体や積雲を観察して離脱後にどこの積雲/リッジで高度を稼ぐのか考えるようにしましょう。

4.Condorのウィンチ曳航 (この項目への参考記事はありません)

 Condorでは複座機やClub/School Classの単座機の場合で曳航速度が110〜120km/hと少し速めです。離陸後スムーズにローテーションが決まると110km/hで安定して上昇を続けることができて離脱高度は400~500mになりますが、ちょっと遅れると120km/h位までスピードが出てしまいその速度で安定してしまうようです。Condorではどうしても視界が狭く機体姿勢の把握が難しいので、実機で練習を始めたばかりの人や今後リアルのフライトをしたい思っている人は出来るだけ教官や上級者の指導を受けるようにして下さい。また、Japan-Kyusyuシーナリーの久住滑空場はウィンチ曳航しか出来ないうえに凸凹した地形になっているので、久住滑空場でのフライトを練習したい人は変な癖をつけてしまわないようにご注意ください。

 なお、CondorでStd Class以上の高性能機だと曳航速度は150km/hくらいになります。Condorではこの速度で機体が壊れることはないのでまぁ良しとするしかないのですが、現実のフライトのようにウィンチマンが機体に合わせてスロットルを調整するということはしてくれなくて、ちょっと速度が早すぎると思っています????。また、フルバラストでウィンチ曳航をしようとすると失速速度が速くなるので上昇姿勢になるまでがかなり難しいです。特に前述のようにJapan-Kyusyuの久住滑空場はR/Wが凸凹しているので15mクラス以上の機体ではやや無理筋での離陸になりますので、高性能機を使ったタスク設定では空中スタートにすることをお奨めします。

5.レースにおける良いスタートの切り方
https://japan-condor2.blogspot.com/2021/01/blog-post_23.html

 この記事を書いた時にはまだ無かったのですが、最近のタスクではスタート時の速度制限が設けられることがあります。FAIのCondor競技会では実機の大会と同じく対地速度で最大170km/hとなっており、これは速度計の指示速度(大気速度)ではないので追い風成分が強い時は制限速度を越えてしまわないよう注意が必要です。

6.反省会:Condor Clubでのフライト解析
https://virtualsoaring.club/community/postid/265/

 Condorはオンラインレースで競ってこそ楽しいシミュレーターです。Condor常連の皆さんはもっと多くの方々に入ってきていただきたいと思っていますので、分からないことを質問すればなんでも快く教えてくれるはずです。JVSCではDiscordチャンネルも開いていますのでJP Sat. Flightを飛ぶ時に接続しておけば、フライト中はもちろんフライト後にR/Wトークで質問することも可能です。
 Condor Clubのプレミアム会員になるには年間15€と有料になりますがCondor Updaterを使ったシーナリーのダウンロードが出来るようになりますし、フライトロブのアップロード/ダウンロードが無制限にできるようになります。他のパイロットのフライトを勉強してどんどんうまくなって下さい。

 


 

 今はリアルなフライトが楽しい季節で皆さん忙しいかもしれませんが、雨の週末などお時間ありましたら土曜日午後9時から始まるJP Saturday Flightへぜひ参加ください。Discordチャンネルにも入っていただければ常連の皆さんとも楽しく話が出来ると思いますのでよろしかったらどうぞ。

JVSC Discord Channel
https://discord.gg/Eb6GR77


Naoki_NT3


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