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link 平木啓子の奮戦記 平木啓子の奮戦記 (2024/12/25 18:57:33)

feed 第18回世界選手権 in FRANCE 11日目 (2023/6/2 13:59:26)
11日目も快晴!12日間中3日くらいしか飛べないんじゃないか、って当初の予報を覆し、なんだかんだ飛べています。ただ夕方には雷雨の場所があるので60キロ〜80キロのタスクとなっています。

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11日目は82キロタスク。いつものモーランベールのテイクオフです。アネシー方面は風が強目とのことでそちらで1ポイント取ったらすぐにモランベール方面に折り返してきて、本部のある谷をアルベール方面に進み、折り返してきてゴールです。本部のある谷の風は上空はそう強くはないものの、下層は強いので、しっかり上げながら進んだ方がいい、とアドバイスがありました。それよりも何よりもスタート前です。前山をうまく抜けられてスタートに間に合ったのは1回だけ。現在1位のピノ様やオーガナイザーのジャックから抜け方のご指導があり、忠実に守ることにしました。まずダミーが上がり出したタイミング、ゲートオープン直後が一番抜けやすいので早く出た方がいいとのご指導を守ろうと、いつにない早めに準備していたら、まだダミーがしっかり上がり切っていないいつゲートが開くかも決まっていないうちから、ozoneのラッセルオグデンさんや、アクロのフェリックスロドリゲスさんがハーネス着けてヘルメット被って待ってるじゃぁありませんか!こんな大御所たちも抜けられなくて苦労してたのかなーと思うと、少し安心しました。
この日は抜けやすいコンディションだったようで、ほとんどのパイロットが雲底2200mくらいから一斉スタートとなりました。長蛇の列で一斉にアネシー方面に向かいます。アネシー方面のポイントはまーったく上がらず、高いトップグループは回さず折り返してドッグレグのある岩盤に付けて上げていきますが、私たちは100mくらい低く、弱ーいリフトでネチネチ。と、雨が降ってきたので、エーイって感じで移動を開始し、ドッグレグのある岩盤になんとか付けて遅れながらも前を追いかけました。振り向いたら元いたところは結構な雨。10人くらい降りていたのでかなり濡れていそうです。。。
その後は、そうスタックもなく地味に上げを拾いながらアルベールビル方面へ。そこのターンポイントでガッツリ上げて雪山をトップアウト、もうゴールまでは400m以上余ると出ていますので、アクセルガン踏みで進みました。N島監督から無線で下層は風が強くて降りてしまってる人がいるからなるべく高く上げてからきた方がいいよ、とのアドバイス。私はバッチリ高いから大丈夫です!と自信満々に一直線にパイロンに向かいました。と・・・途中までは絶好調かに見えたのですが、最後のESに向かう時はジリ貧、強い向かい風の中なんとかESをクリアしてゴールに向かいますが・・・ひくい。ゴールラインが目線より上かも。。。とりあえず進んでみるけどどこに降りようか。。。フランスの神様にどうかリフトを下さい、とお願いしまくりながら進んでいましたら、なんとふんわりお助けリフトを3回も頂けて、無事ゴールにたどり着けたのでしたぁ。神様ありがとうございました!ゴールできたとしてもフォローけつらんになってマリンちゃん破いちゃうかも、と思ってましたが、最後チャックを開けて、ワンたーんして、足で立つことまで出来ました!完璧ゴールでした!!

ラッキーゴールで少しだけ順位上がりました!

残り1日、最後まで安全第一でがんばりたいと思います!

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