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link 呉本圭樹blog 呉本圭樹blog (2025/1/10 10:39:10)

feed パキスタン首都イスラマバード (2015/10/26 10:57:31)
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一つの国を語る時、一つの場所を見ただけで話をしてはいけないとつくづく感じたのは最終日のこと。
仕事は順調なくらい順調で、3日で予定していた説明会は2日で終了。
最終日は今回現地でお世話になった商社さんを訪問する為に首都であるイスラマバードへ行くことに。

ネットで見ると、ファイサラバードは全く出てこない情報も、イスラマバードだとちらほら観光地の情報が
出ていたりする。
パキスタンの人たちは誰もが、イスラマバードは美しい都市だという。

ごちゃごちゃしたファイサラバード、カオスの場所であった。
でも見てるだけで楽しい街だった。


一人で出歩く気にはならなかったけど・・・・・。

少し観光客気分で最終日朝を迎え、ランドクルーザーでファイサラバードからイスラマバードへ。
距離は約300km。4時間の旅路。


ファイサラバードを出るときにはトラックステーションに並ぶ素敵すぎるデコトラを良く見かける。
この非効率極まりない素晴らしきセンス。



ひたすら続くまっすぐな道。
両隣りに広がるのは広大な農地と放置された荒れ地。
とはいっても水は豊富なようで、様々な農作物を栽培しているらしい。
サトウキビ、マンゴー、米、オレンジ。そういったものが広く作られているのだということ。

順調な旅路も順調過ぎて景色も広大で退屈になってきたころ、急こう配の山道に差し掛かる。
結構な坂道。
そしてただでさえ過積載の上ボロボロのトラックたちは、牛歩なみの速度で上がっている。
道端には途中で止まってしまったのか休憩してしまっているのかトラックが沢山停車している。
中には、明らかにエンジンをバラしているものも・・・・・。
サバイバルじゃ。

TOYOTAブランドは当然そんな坂で壊れることもなく、イスラマバードへ到着。
そこは40年前に首都を移転させてきた広大な計画都市。
道は碁盤状に整備され、ブロックごとに分かれたセクションに、路線バスは専用の道を通している。
この国に来て初めて見たビルは東京でも見るようなガラス張りのビル。

ここではファイサラバードでみたような交通カオスはなく、信号と立体交差の道。
ごちゃごちゃしたまちなみでなく、ブロック分けされた建物。

うーーーーん、こぎれいな都市。
あーー。正直あんまりおもしろくない・・・・。


お土産を買いに行きたいと言ったらショッピングビルに連れて行かれたが、
こういうのじゃないんだよなぁ。行きたいのは。


女性物の服は基本イスラム教の服を基本としているものばかり。
イスラマバードは女性も西洋化していて、顔までしっかり隠している人は少なく、
ファッションもイスラムの服を基本としているものの、オシャレでした。

夜は商社社長に連れて行かれ、イスラマバードを一望できる山の上のレストランへ。


ガードマンが最新の機関銃を持ち警護にあたっているのを見かけた以外は、普通の高級料理レストラン
といった雰囲気。
イスラム教はお酒を飲まないので、飲み物はジュースと水でスタートし、少しスパイシーな鳥肉中心の
料理はおいしいものでした。


そこから見下ろすイスラマバードは、整然と光が並んだ綺麗な町でした。



ま、クオリティーはところどころ低いものがあるのだけど

どらえもん?????

パキスタン第一の都市と第三の都市。
ここまで大きな差が広がるのも驚きましたが、貧富の格差も大きく、
貧困のそうもあれば、日本人なんかよりも全然裕福な人も多く、
色々と考えさせられることの合ったパキスタン。

ちなみにこの国でも一部パラグライダーをやっているという情報はしっかり入れ、
ただ、ここにパラグライダーをしに来ることはないだろうと思いながら日本へ帰国の路についたのでした。


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